TSON FUNDINGのメリットや注意点、始め方を徹底解説!

不景気の中で最近話題になっている資産運用ですが、資産運用と一言で言っても種類はさまざまです。

その中でも不動産投資型クラウドファンディングは、インターネット上で手続きができるものが多く、初心者でも手軽に始められるメリットがあります。

今回は不動産型クラウドファンディングサービスのひとつ、『TSON FUNDING』のメリットや注意点、始め方を細かくご紹介いたします。

本記事はあくまでTSON FUNDINGの紹介になります。

TSON FUNDING(ティーソンファンディング)とは

tson funding

不動産特定共同事業を活用した、不動産小口化商品を提供している不動産会社です。

運用する投資物件を不動産AIで選び出すという独自のマーケティングを行なっています。

2008年に設立された比較的新しい会社ですが、上場企業で不動産実績も豊富なため、信頼性は高い会社だと思います。

サービス名TSON FUNDING
運営会社株式会社TSON
設立2008年8月20日
本社愛知県名古屋市中村区名駅3-22-8 大東海ビル2階
上場証券市場東京証券取引所TOKYO PRO Market
うさぎさん
TOKYO PRO Marketってあまり聞いたことないけど・・・
管理人こん
TOKYO PRO Marketは2009年に開設された、株式投資のプロのみが株を購入できる市場のことです!

TSON FUNDINGの特徴

投資家から集めた出資金を元に、AIが条件に合った対象不動産を分析し、選ばれた不動産のみを取得・運営します。その不動産を運営・売却することで得られた利益を、配当金として還元する仕組みです。

ファンド形式は、短期の運用したい方向けの「キャピタルゲイン型(売却利益)」と、中長期で運用したい人向けの「インカムゲイン重視型(賃貸利益)」の2種類があります。

キャピタルゲイン型は最短4ヶ月から1年、インカムゲイン型は1年から最長3年の運用期間を設けていますので、自分の投資スタイルに合わせてファンドを選ぶことができます。

TSON FUNDINGを含む、各サービスごとの最新の募集状況は以下のリンクから見ることができます。

不動産クラウドファンド情報まとめ

TSON FUNDINGのメリット

ファンドの利回りが高め

数ある不動産クラウドファンディングの利回りの平均は5%前後という中で、TSON FUNDINGは利回りが6.0~6.7%と、かなり高利回りとなっています。

実際の土地の仕入れから販売まで一貫で行なっているため、高利回りのファンドを組成ができる仕組みです。

さらに会員登録の費用や購入手数料なども不要なので、毎回費用が掛からないのも嬉しいポイントです。

高利回りの理由は、仕入れ~販売まで一貫しておこなっているため

投資方法を選択できる

一般的な不動産投資型クラウドファンディングサービスであれば、短期的に投資したいか、または中長期的に投資をしたいかによって、サービス自体を選定する必要があります。

しかし先述の通り、TSON FUNDINGでは2種類のファンド形式があり、短期運用・長期運用どちらも対応しております。

1つのサービスでファンドを選ぶことができるので、投資スタイルに合わせて設定できるのは大きなメリットになります。

1万円から始められる

不動産投資と聞くと、どうしても大きな金額を出資しなければならないイメージがあると思います。

また不動産クラウドファンディングにも様々なサービスがありますが、1口5万円からのサービスもあれば、1口50万円のサービスもあります。

しかし、TSON FUNDINGは1口1万円からの少額で投資を始めることができます。

大きく出資する必要がなく、気軽にできる金額なので、初めての方にもおすすめのサービスと言えるでしょう。

優先劣後システムによってリスクが低減されている

優先劣後システムとは、投資する側(自分)を優先出資者、クラウドファンディング事業者(TSON FUNDING)を劣後出資者と定義し、元本の償還及配当の支払いを優先出資者に優先的に行なうことです。

例えば、出資額の80%までを自分含む投資家の上限と設定、優先出資者とし、残りの20%は、事業者である株式会社TSONが劣後出資者として出資するとします。

この優先・劣後の出資割合の場合、出資額1億円の物件では8,000万円までが一般投資家の「優先出資者」枠で、残りの2,000万円が株式会社TSONによる「劣後出資者」枠となります。

そして仮に物件売却価格が出資総額を下回った場合でも、劣後出資者の出資範囲内であれば出資元本に影響しません。つまりこの例では、出資額に対し20%以上損しない限り元本は維持される仕組みです。

優先・劣後の出資割合

ただし、優先・劣後の出資割合はプロジェクトによって変動になるので、概要欄でチェックするようにしましょう。

TSON FUNDINGの注意点

元本が保証されるわけではない

どんなに高利回りで高い配当金がもらえる可能性があるとはいえ、あくまで投資なので元本割れの可能性もあります。

またTSON FUNDINGを含めすべての投資は、出資法により元本を保証して資金を集めることを禁止しています。

優先劣後システムがあるとはいえ、必ずしもそのシステムの範囲内に留まるとは限りません。

クラウドファンディングとはいえ、投資であることは変わりないので、きちんとリスクを理解した上でチャレンジするようにしましょう。

応募が多い場合抽選になる

TSON FUNDINGでは、月に1度以上のペースで途切れなくファンドが提供されています。

しかし、応募が多いファンドは先着ではなく抽選になってしまうため、応募から外れてしまう場合もあります。

人気のファンドは競争率200%を超えてしまったり、すぐに募集が終了してしまったりすることもあり、当選確率がかなり低くなることもあります。

何度も落選しても根気強く応募し続けることが大切になります。

中途解約は手数料がかかる

やむを得ない事由がある場合は、書面により解約をすることができます。

しかし、解約する場合は出資額の3%+消費税の手数料がかかってしまいます。

どうしてもお金が必要なときは仕方ありませんが、余裕資金をすべてつぎ込むのではなく、万が一のために貯金などに分散しておくのが安心です。

うさぎさん
抽選に当たることを目指して、多くの応募をしすぎないほうが良さそうだね・・・
管理人こん
投資は余剰資金の範囲内で行うことをオススメします!

TSON FUNDINGの始め方

TSON FUNDINGのホームページには会員登録フォームがあり、そこで簡単に会員登録をすることができます。

会員登録から出資可能になるまでは、以下5つのステップを踏みます。

  1. 会員登録ページでメールアドレスを入力
  2. 認証用メールに届いた認証URLをクリックし、会員登録完了
  3. マイページから出資者情報登録と身分証明書での本人確認を実施
  4. 登録情報を審査後、確認ハガキが到着
  5. 確認ハガキに記載のIDを入力して出資応募が可能になる

手続き自体は難しくはないのですが、申込み時に注意していただきたい点が3つあります。

一つ目は身分証明書の画像のアップロードの際、マイナンバーカードは本人確認書類にならないことです。

運転免許証やパスポートのように顔写真がついている必要はないので、健康保険証や国民年金手帳を使用しましょう。

二つ目は確認ハガキに記載のIDには有効期限があるということです。その場合、確認ハガキの再送依頼をしなければならないので、ハガキが来たら早めに登録しておきましょう。

三つ目は確認ハガキが到着し出資が確定後、マイナンバーの提出は郵送でのやりとりになるということです。

すべてネットでは完結しないので、郵便物の到着次第では日数がかかってしまう場合があります。会員登録をしてもすぐには始められないということを理解しておきましょう。

まとめ

TSON FUNDINGが開始されたのは2020年10月です。運営開始から約1年ですが、既にファンド運用数、取り扱いファンド総額、利回りがNo.1となっており、他の不動産投資型クラウドファンディングに比べ強みが多いのが魅力的です。

以前に比べ最低出資額が下がったことや、投資年齢制限の上限が上がったことでさらに申し込しやすくなっています。

不動産投資のニーズも高まり、ますます期待も高まりますね。

ぜひ不動産クラウドファンディングを始めたい方は、TSON FUNDINGも選択肢の一つに入れて検討してみてください。