・「お困り不動産どうする」はどんな人におすすめ?
・「お困り不動産どうする」の口コミ・レビュー
お困り不動産どうする? とは
「お困り不動産どうする?」はドウスル株式会社が運営する不動産売却一括査定サービスです。
イエウールやイエイ、townlife不動産売買など、ネット上での評価が高い不動産サービスが沢山ある中で、「お困り不動産どうする?」は一線を画する大きな強みがあります。
それは『訳あり物件に強い』ということです。
訳あり物件は買い手が見つかりづらいため、売却に困ることが多い ⇒ お困り不動産になりやすいです。
そんな訳あり物件(お困り不動産)に特化した一括査定サービスということですね。
お困り不動産どうする? のメリット
訳あり物件に強い
先述の通り、他の一括査定サービスにはない『訳あり物件に強い』というポイントは、「お困り不動産どうする?」のメリットの一つです。
具体的には以下のような訳あり物件に対応しています。
- 借地権
- 底地権
- 再建築不可
- 事故物件
- 共有持分
- 任意売却
- 相続・離婚で生じた売却
いくつか聞き慣れない言葉もあると思うので、それぞれ解説をしていきます。
電話相談窓口がある
「お困り不動産どうする?」はコンシェルジュサービスという、いわゆる電話相談窓口があります。(メールでの問い合わせも可能)
特に『訳あり物件』の場合、「そもそもこういう場合でも売れるの?」という疑問が生まれやすいと思います。
マッチングした不動産会社にいちいち説明するのも面倒な場合などは、このコンシェルジュサービスを利用して相談すると良いでしょう。
コンシェルジュサービスを利用すべき人は以下の項目に当てはまる人だと思います。
- きちんと物件の状況を伝えたい
- 一括査定をして色々な企業から連絡が来ることが面倒
お困り不動産どうする? のデメリット
提携社数が少ない
「お困り不動産どうする?」は訳あり物件に特化しているがゆえに、提携社数が他サービスに比べ少ないです。
具体的な提携社数は開示されていないものの、提携している不動産会社のエリアが東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫の7都県のみであるため、地方の物件の売却は不動産会社とのコミュニケーションが難航することが予想されます。
他サービスと同様、通常の戸建てやマンション、土地などの売却も扱っていますが、訳あり物件ではない場合はイエウールやイエイ、タウンライフ不動産売買を扱うと良いでしょう。
ただし「お困り不動産どうする?」を運営するドウスル株式会社は、2020年に不動産フランチャイズ最大手のセンチュリー21と業務提携を行い、今後対象エリアの拡大が見込めます。
サービス開始からまだ間もない
「お困り不動産どうする?」は2018年に始まったサービスであるため、おそらく成約事例なども少ない状況であることが予想されます。
そのためサービス自体の情報が少なく、利用の安心感は他サービスに比べやや低いように感じます。
先述の通り大手企業と業務提携をしたことで、今後サービス利用者が拡大し、もっと様々な情報や実績が蓄積されることを期待するありません。
ただし、査定した時の個人情報は独自の情報開示システムで管理されており、査定依頼をした不動産会社以外には個人情報が開示されない仕組みになっているため、情報漏えいの観点では少しだけ安心できそうです。
ネットの口コミ・レビュー
まだサービス開始から間もないこともあり、Twitterや口コミサイトで「お困り不動産どうする?」のレビューを探してみましたが、何も見つかりませんでした。。
東京都在住 F様
借地権を相続しましたが、兄弟はそれぞれ別に家を持っていたので売却しようと思っていました。そこで地元の不動産屋に足を運んだのですが、借地権はよくわからないので取り扱えないと言われてしまいました。兄がインターネットで不動産屋を探していたところこのサイトを見つけました。地元の不動産屋に取り扱えないと言われてしまったというのもあり、兄と話し合った結果、買取会社に相談しようということになり買取会社が集まっているサイトということで利用しました。お困り不動産どうするを通したおかげで各社に一から物件の話をするのでなく、一度の入力で同時に複数社にでも見積り依頼ができ、相場観が分かるのは便利でした。
5社に依頼しました。査定依頼に応じてくれた3社は即日電話を頂き査定を出してくれるとのことでした。3社とも迅速に動いていただき査定まで1週間程度でした。やはり不動産会社会社によって得手不得手があるようで査定金額も違いがありました。3社のうち査定金額が一番高いところにお願いし、地主さんとの交渉などもすべて交渉していただき無事に売却することができました。
神奈川県在住 A様
相続によってアパートを所有しましたが、老朽化が激しく賃貸募集をかけても入居者が決まるまで数ヶ月かかってしまう状況でした。そこである不動産会社に媒介を依頼してしたのですが、再建築ができない物件ということでなかなか売れずにそのまま放置されていた状態でした。このままでは売れないと思い、今回どうするの不動産マッチングサイトを利用してみました。買取マッチングサイトは初めて使うので不安がありましたがコンシェルジュサービスという電話窓口があったのが一番の決め手の理由です。
5社ほど査定を出していただけました。引渡し日まで3ヶ月だったり1ヶ月だったりまちまちでしたし、査定額にも数百万円の差がありました。C社に関しましては高く売れる根拠を懇切丁寧に説明をしてくれ、真摯な対応で信頼のできる担当の方でした。もっと早くこのサイトに出会えていたら、時間を無駄にせずにすんだなと悔やんでいます。
まとめ
現在日本は少子高齢社会であるため、空き家や相続に関する問題は今後も拡大することが見込まれます。
しかし今まで説明してきたとおり『訳あり物件』は基本的に買い手が付きづらく、かつ不動産会社からも嫌がられる傾向にあります。
「一度、不動産会社に相談したけど訳あり物件だったから断られた」という経験をお持ちの方や、「そもそも借地権付き建物や底地権のみの土地って売れるの?」という疑問をお持ちの方は、この「お困り不動産どうする?」というサービスが適していると思いました!