・バウチャー(借入可能額証明書)とは?
・管理人が実際に使ってみた感想
・管理人によるダメ出し
総合不動産投資サービスINVASE
不動産投資に関する情報を調べていたら、このINVASEというサービスを発見しました。
前はモゲチェック不動産投資という名前だったそうですが、2021年6月24日に名称変更をしたそうです。
ローンの借り換えや売却査定の相談してくれる、よくあるサービスだと思って試しに登録してみたところ、全然よくあるサービスではありませんでした・・・。
なんと、INVASEが提供している不動産投資に関するサービスは5つもあるんです!
- バウチャー発行
- ローンの借り換え
- 売却査定
- 保有物件の将来性予測
- 投資のアドバイス
サービス名 | オンライン不動産投資サービス「インベース」 |
---|---|
URL | https://investment.mogecheck.jp/ |
運営会社 | 株式会社MFS |
設立 | 2009年7月 |
本社 | 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階 FINOLAB |
資本金 | 1億円 |
上場証券市場 | 未上場 |
バウチャーってなに!?
この5つのサービスで、『バウチャー』だけあまり聞き馴染みのない言葉だと思います。
バウチャーとは借入可能額証明書のことで、この証明書を手にすることができれば「不動産投資を始めたいけど、銀行のローン審査が通るか自信がない」という不安を払拭できます!
バウチャーの発行は会員登録後、2~3分で入力完了できる簡単なフォームで情報を送信したあと即時発行されます。(私の場合は、いくつか保有している物件があったので、入力に10分くらいかかってしまいました・・・)
本当に、即時です!
バウチャー発行後は?
発行して終了でももちろん大丈夫ですが、INVASEの良いところはその後です。
INVASEと提携している不動産会社が、バウチャーを元にご自身に見合った物件を紹介してくれるのです。
また商談後、実際に購入に進みたいとなった場合でも、バウチャーがあるためローン申し込みもスムーズになります。

怪しい会社ではない?
大手企業から出資を受けている
旧名称である『モゲチェック』で検索をすると、『モゲチェック 怪しい』『モゲチェック 評判』など、ネガティブとも取れる印象が根付いていそうです。
先述の通り、INVASEは様々な不動産会社と提携しているほか、ヤフーやゴールドマン・サックスなどの超有名企業から出資を受けています。
またこのバウチャー発行のためには、勤務先企業や年収を入力する必要があります。「個人情報の取扱いが心配」という方もいるのではないでしょうか。
INVASEは、個人情報の保護体制を第三者機関が評価し、認証された企業にだけ付与されるプライバシーマークを保有しています。
分かりやすくいえば外部の人から見ても、個人情報の漏洩対策もしっかいできているということが証明されているのです。
年収や勤務先、ローンの借入状況などは周りの人にバレたくない!と思っている方が多いと思いますが、これなら安心できますね。
提携企業が実績のある大手企業ばかり
INVASEの信頼度を高める情報として、提携企業のレベルの高さが挙げられます。
現在、INVASEが提携している企業は以下の14社です。(当サイト調べ)
- 株式会社シノケングループ
- 株式会社 日本財託
- 株式会社GA Technologies
- J.P.RETURNS 株式会社
- 株式会社グローバル・リンク・マネジメント
- クリアルパートナーズ株式会社
- 株式会社イー・トラスト
- 株式会社リズム
- 株式会社シーラ
- 株式会社ベルテックス
- 株式会社イグネイション
- 株式会社トーシンパートナーズ
提携企業はシノケングループやGA Technologiesなどの上場企業に加え、実績豊富な日本財託、投資家支持率No.1のクリアルパートナーズ(*)、CMでおなじみのシーラなどが名を連ねています。
更にこれらの企業1社から提案を受けるのではなく、複数企業を選択して提案を受けることもできるため、自分に適した不動産投資のプランニングを建てることができます。
* 2021年 日本マーケティングリサーチ機構調べ
バウチャー発行以外の機能は?
バウチャー発行以外の機能は先述した通り、ローンの借り換え・売却査定・保有物件の将来性予測・投資のアドバイスです。
私に役立ちそうな『ローンの借り換え』と『保有物件の将来性予測』だけ、試してみました。
試してみて、とても良かったポイントはバウチャー発行で入力した情報が全て継承されていたことです。それぞれのサービスが独立していないため、ローンの借り換えと保有物件の将来性予測は30秒くらいでできちゃいました!
なので既に物件を保有している方でも、まずはバウチャーを発行をしておいた方が良いと思います。
ローンの借り換え
バウチャー発行時に自身の保有物件の登録も完了しているので、先述したとおりローンの借り換え申し込みは30秒ほどでできました!
保有物件の中で「借り換え申し込みをする」物件の選定と、「借り換えの理由」をチェックするだけです。
申し込みをしたら、ひとまずINVASE側が出したシミュレーションが一瞬で出てきます。

年利1.85%のローンを、なんと年利1.575%まで下げられるというシミュレーション結果が出ました!さすがにこれには衝撃です・・・
その上、そのプランを適用した場合、どれくらい月々の収支がプラスになるのか、総支払額はどれくらい削減できるのか、など細かく情報が整理されていました。
また借り換えシミュレーションには「利息削減プラン」と「利回り重視プラン」があり、利息削減プランだと借り換えメリット額が大きくなり、利回り重視プランだと毎月の削減額が大きくなります。
本当に、今まで細かく自分の手でシミュレーションしていた時間が馬鹿らしく思えてきます。。。
その後の流れは以下のようになるそうです。
- WEB診断の結果確認 ←今ココ
- 借り換えプランの選択
- 審査情報の入力(WEBで手続き可)
- 必要書類のアップロード
- 委任状の提出
- 金融機関での審査
- 完済の申し出
- 契約と融資実行
このステップを見て思ったのですが、ステップ6まで自宅で全部できてしまうんです。※ステップ7以降は金融機関によります。
日中忙しいサラリーマンにとって、自宅で完結できるというのは大きなメリットですよね。
保有物件の将来性予測
保有物件の将来性予測は、INVASEのサービス内の『ダッシュボード』という項目です。
このダッシュボード機能では、現在保有している保有物件全体の収支を一元管理できるほか、AIを使って推定賃料と推定価格を算出してくれます。
さっそく推定賃料と推定価格を見てみました。


うーん正直、これがどれくらいの精度なのかはよく分かりませんが、既に自分で作っているシミュレーションと照らし合わせて、大きく外していないかの確認はできそうでした。
賃料は15年後のデータまでしか見れなかったのですが、あと五千円は下がる可能性があるということは、出口戦略を立てる上で役立ちそうな情報でした!
ただやっぱり賃料が2年ずつ大きく下がっている点も気になり、本当にAI?と思いましたが、既存の自分で作っているシミュレーションの参考にはなりそうでした。
まとめ
保有物件の将来性予測は思ったほど凄くはなさそうですが、バウチャー発行とローンの借り換えは類を見ないサービスでした!
これから不動産投資を始めたいという方にも、既に物件を保有しているという方にもオススメなサービスです!
とりあえずバウチャーを発行しておけば、ローンの借り換えや保有物件の将来性はもちろん、売却査定や投資アドバイスも数十秒で申し込めるようなので、まず最初にバウチャーを発行することをオススメします!