Casegood(カセグ)の概要
お金の稼ぎ方を学ぶ不動産投資オンラインスクール
Casegood(カセグ)とは、株式会社コン・パスが運営するお金の稼ぎ方を学ぶ不動産投資オンラインスクールです。
具体的には有料会員になると、会員限定動画を閲覧できるほか、マンスリーオンラインセミナーに参加ができたり、懇親会などに参加できるようです。
有料会員が受けられるサービスを簡潔にまとめると以下の通りです。
- 講義動画の閲覧
- 週間・月刊メルマガ
- 音声ブログの視聴
- イベントへの参加
- ノウハウ・投資レポートの閲覧
使ってみた感じ、メインコンテンツは講義動画の閲覧だと思います。(違ったらゴメンナサイ)
有料会員限定のイベントにも参加できることから、オンラインサロン的な側面もあるのかなと感じました。残念ながら私はまだ有料会員イベントには参加していません。
Casegood(カセグ)の運営会社
運営会社は株式会社コン・パスという会社で、赤坂見附にオフィスを構える不動産会社のようです。
会社概要をみると不動産売買の仲介や、不動産管理業務などもおこなっていることから、そのノウハウを外部向けに発信するサービスなのだと思います。
ちなみに株式会社コン・パスの代表である村上 俊介さんが執筆している書籍がAmazonで販売されていました。
無料会員と有料会員の違い
Casegood(カセグ)には有料会員の他に、無料会員のプランもあります。
無料会員が受けられるサービスは、無料動画の閲覧と、メルマガのみです。
有料限定動画はカテゴリごとに5本~10本の動画が用意されており、基礎から事例紹介まで順序立てて解説するものとなっています。
無料会員が見れる無料動画は、見た限りだとこの有料限定動画の第1話のようです。そのため続きが気になる方は、有料会員になる必要があります。
有料会員は月額3,278円(税込)で、支払いはクレジットカード払い・PayPal・Google Payが対応しています。
また有料会員は14日間の無料トライアル期間があるため、とりあえず無料トライアル期間中だけ試してみるのも手です。
有料コンテンツの詳細
講義動画の閲覧
こちらの画像は、無料講義の一覧です。有料会員になると、この講義の続きを閲覧することができます。
先述したとおり、1カテゴリあたり5本~10本の動画で構成されており、動画視聴後、次の動画を見る導線もきちんと用意されていて、スムーズに動画講義を受けることができます。
この画像の一覧はあくまで一部にすぎず、他には「競売基礎講座」や「不動産資産形成講座」などの幅広いコンテンツが用意されています。
ダッシュボードでは自身の1日の視聴時間が表示され、学習の取り組み具合を可視化できるようになっています。
また1.25倍・1.5倍・1.75倍・2.0倍速にすることもできるので、学習スピードを物理的に早めることもできます。
学習状況をダッシュボードで確認できる
また、有料会員専用のページでは自身の学習状況(動画の視聴状況)をダッシュボードで確認することができます。
この機能のおかげで、自分がどのタイミングでサボったか分かるようになっています。
他にもダッシュボードには「テストグラフ」や「アクセス履歴」などの機能もあるのですが、私の画面にはまだ何も表示されていません。この機能についてはこれから継続して使用して、調査をしたいと思います。
セミプロマインドセット(音声ブログ)の視聴
セミプロマインドセットという強烈な名前のコンテンツは、おそらく代表の村上 俊介さんの音声ブログです。(特にサイト上には説明がなく、声質的に村上 俊介さんかと。。。違ったら指摘してください。)
セミプロマインドセットでは、主に不動産投資に関連するコンテンツをラジオ感覚で聞くことができます。
不動産投資以外の内容もアーカイブされており、会社経営のことや経済情勢のことなどを話すときもあるようです。
特筆すべきは、アーカイブされているコンテンツの量です。
1ヶ月あたり20本の投稿が、2019年10月から24ヶ月分あり、単純計算で480本のコンテンツがあることになります。そしてそれが毎日平日朝に増え続けているのです。
ノウハウ・投資レポート・マニュアルの閲覧
動画・音声の他に読み物としてノウハウ・投資レポート・投資マニュアル集があります。
音声ブログほど数は多くないですが、「図解 ブラックスキーム大辞典」や「ノーリスク資産形成マニュアル」など、興味深いものが揃えられています。
Casegood(カセグ)では様々な媒体を通じて情報を得ることができるので、家にいる時は動画、移動中は音声、外出時は読み物など、シーンに合わせた学習ができることが強みの1つなのではないでしょうか。
で、実際どうなの?Casegood(カセグ)の辛口レビュー
有料動画の内容はどうなの?
カテゴリによるのですが、私が見た感じだと初心者向けという感じでした。
既に不動産投資をおこなっている人にとっては、「知っていること」が多い印象です。
ですので、Casegood(カセグ)のサービスが刺さる層は「これから不動産投資を始めたい人」か「営業マンに乗せられて不動産を買ったが、どうすればいいか分からない人」だと思います。
ただ私個人としては、まだ競売物件を購入したことがないので「競売基礎講座」では、競売物件の注意点や、実際におこったトラブルなどを聞くことができ、一定の満足感は得ることができました。
各カテゴリ毎にその分野に特化した専門家が解説をしてくれるので、実体験を交えて解説をしてもらえるのはリアリティがあって非常に良かったです。
しかし有料限定動画のコンテンツ量は、やや少ないかなと思いました。定期的に増えているようですが、今後もっと講義動画が増えることを期待したいと思います。
学習環境は?
ダッシュボード機能や定期的なメルマガ、豊富な媒体での情報が取得できる等、説明だけ聞くと学習環境が整っているように思えますが、実際はそうでもありません。
めっちゃ言い方は悪いですが、「不動産投資に関する情報図書館」というイメージです。
図書館のように、みんな一人ひとり別々で勉強したり調べ物する環境ということですね。
オンラインであろうと、スクールと聞くと「同じ目標を持った仲間と一緒に切磋琢磨する」イメージを持ってしまうかもしれませんが、そういった和気あいあい感は今のところ感じることができていません。
おそらくそういう要素は、月1回のマンスリーミーティングで補っているような気がしています。
ほかに注意点は?
注意点を1つ挙げるとしたら14日間の無料トライアル期間です。
Casegood(カセグ)のレビューまとめ
Casegood(カセグ)動画・音声・読み物など様々な媒体を通じて情報取得ができるため、在宅中、移動中、外出中などシーンに合わせて学習することができます。
これから不動産投資・資産形成を始めたい人がメインターゲットですが、競売や取引トラブルなど、専門家自らの実体験を交えて解説をしてくれるため、非常にリアリティ・説得感があり、不動産投資中級者くらいでも楽しめそうなコンテンツは用意されています。
しかしオンラインスクールと称しているものの、自習要素が強く、誰かと一緒に勉強するという要素は少ないように感じました。
そして14日の無料トライアル期間は、実質11日~12日間だということに注意しましょう。