無料で始められるMove to Earn「Sweatcoin」について徹底解説

2022年、STEPNをはじめとしたMove to Earnと呼ばれる「歩いて稼ぐ仮想通貨サービス」が世界中で大流行しました。

Move to Earnの代表格ともいえるSTEPNで扱う通貨「GST」は、2021年12月に1GST200円程度の価値だったにも関わらず、2022年4月には1GST1,000円を超えました。

しかしながら中国の規制によって価格は大幅に下落し、現在では1GST20円~50円程度です。

STEPNは初期投資が必要であるため、乗り遅れてしまった人はこの下落によって大幅に損をしてしまったのではないでしょうか。

今回紹介するSweatcoinは、STEPNのような初期投資なしで始めることができるMove to Earnのサービスです。

Sweatcoin(スウェットコイン)とは

無料始められるMove to Earnアプリ

Sweatcoin(スウェットコイン)は、先述の通り無料で始められるMove to Earnアプリです。

Move to Earnはその名の通り「動いて稼ぐ」サービスで、既に世の中にはSTEPNを始めとした様々なサービスが存在します。

しかしSweatcoinは数あるMove to Earnサービスと異なる特徴を持っているため、現在話題沸騰中なのです。

代表的な特徴は2点あります。

  • 無料で始めることができる
  • 歩く時にスマホを起動する必要がない

Move to Earnの代表的なサービスであるSTEPNは、NFTの靴を購入し、そのNFTをセットすることで稼ぐことができる仕組みで、NFTマイニングと似たような機能を持ったサービスでした。

そのためNFTの靴を購入する初期投資が必要であり、ピークの時はNFTの靴1足10万円を超える時期もありました。

一方でSweatcoinはNFTを購入する必要がなく、スマホアプリをインストールするだけでアプリ内通貨を貯めることができます

加えてSTEPNの場合は、歩く・走るスピードが早すぎても遅すぎてもダメ、という制約がありましたが、Sweatcoinの場合は「歩数」でアプリ内通貨が貯まるため、自身にあったスピードで移動することができます。

更にその歩数は、スマートフォンの歩数計測機能と連動させることができるため、Sweatcoin利用時にアプリを起動する必要がありません

そのため「歩いて稼ぐ」意識がなくても、気づいたらアプリ内通貨が貯まっている、という状況ができるのです。

2022年9月12日に上場が決定している

「アプリ内通貨があっても、換金できないと意味がない」と思うかもしれませんが、なんとSweatcoinは2022年9月12日に上場が決定しているのです。

2022年6月22日に、公式ツイッターで以下のようなアナウンスがありました。

Sweatcoinのアナウンス

内容を要約すると以下の通りです。

  • 2022年9月12日にトークン生成イベントを開催します
  • 1sweatcoinあたり1SWEATを得ることがでいます
  • 1:1のレートで交換できるチャンスは二度と来ません

つまりSWEATのトークン生成前に、できるだけ多くのアプリ内通貨であるsweatcoinを稼いでおくことで、上場時により多くのSWEATを得ることができるのです。

まだ現時点では1SWEATあたりの価格は分かりませんが、Sweatcoin内ではゲーム内通貨を利用して、スポンサー商品の割引やギフト券を受けることができます。

例えば25ドル(3,300円)のAmazonギフト券を5,000Sweatcoinで購入することができるため、現在の1Sweatcoinあたりの価値は0.6円程度という計算になります。

これがイベント中のみは1:1で交換できるのですが、イベント後は交換率が悪くなることが予想されます。それを踏まえると、トークン生成後はおそらく1SWEATあたり1円~2円程度になることが予想されます。

しかしSTEPNのように市場が盛り上がれば、トークン生成後の価値は5倍以上になることは間違いありません。

強力なパートナーがいる

Sweatcoinには強力なパートナーがいます。

Sweatcoinのパートナー

例えばSPARTANは、DeFiプロジェクトの運用団体、OKExは海外取引所を運営している企業のVC、ELECTRIC CAPITALはWeb3.0領域のVCです。

仮想通貨関連の様々なジャンルの強力なパートナーの支援があるため、資金面やセキュリティ面も期待ができるサービスです。

加えて現段階ではアプリ内通貨のみしか扱うことができず、トークン生成以前のサービスなので、資産を失うリスクは皆無といえるでしょう。

Sweatcoinの始め方

App・Google Playストアからインストール

Sweatcoinの始め方は非常にシンプルです。アプリストアから無料でインストールして連携するだけなので、仮想通貨取引が初めての人でも簡単に始めることができます。

まずはiPhoneの場合はAppストアから、Androidの場合はGoogle PlayストアからSweatcoinアプリをインストールします。

インストールが完了したらアプリを起動しましょう。

スマートフォンの歩数計測機能と連携

アプリを起動すると、まずサインインを求められます。特にこだわりがなければApple IDなどでサインインすればよいでしょう。

Sweatcoinのサイン員

サインアップ後、iPhoneの場合「モーションとフィットネスのアクティビティへのアクセス」をおこないます。

指示に従い「モーションとフィットネスを許可」のボタンをクリックし、アクセスの許可を「OK」とすれば連携完了です。

モーションフィットネスとの連携

最後にヘルスケアで計測される「歩数」との連携も行います。

指示に従い進んでいくと、ヘルスケアアプリが起動するので「歩数」の部分がオン(緑色)になるようタップをすれば完了です。

ヘルスケアアプリとの連携

これでSweatcoinの準備は完了です!

あとはSweatcoinのことを気にせず、スマートフォンを持って歩けば自動的にアプリ内通貨を稼ぐことができます。

Sweatcoinの使い方

基本はスマートフォンを持って歩くだけで良いのですが、Sweatcoinには他にも様々な機能が搭載されているため、それらについても紹介をします。

どれくらい稼げるの?

先述の通り歩くたびにアプリを起動する必要はなく、スマートフォンを持ちながら歩いているだけでSweatcoinがもらえます。

現在のSweatcoinは1日1万歩を上限として、1,000歩あたり1Sweatcoinを受け取ることができます。処理手数料として5%差し引かれるため、実質1,000歩あたり0.95Sweatcoinとなります。

しかし今後は、インフレ対策として段階的に稼ぎにくくなることが公式に発表されています。

  • 2022年:1,000歩
  • 2024年頃:4,900歩
  • 2027年頃:16,100歩
  • 2032年頃:45,200歩

このことから、やはり今のうちに始めておいたほうが良いサービスであるといえるでしょう。

デイリー2倍ブースト

Sweatcoinにはデイリー2倍ブーストという機能が搭載されており、20分間だけ歩数に応じて獲得できるsweatcoinの金額が2倍になります。

デイリー2倍ブーストは毎日利用することができるため、通勤・通学時などの最もアクティブな時間に利用することをオススメします。

デイリー2倍ブーストの利用方法は簡単で、ホーム画面の真ん中あたりに「デイリー2倍ブースト」のメニューがあるため、タップすればカウントダウンとともにスタートします。

デイリーリワード

またSweatcoinはアプリ内広告を閲覧することでsweatcoinを受け取ることもできます。
デイリー2倍ブースト同様、アプリのホーム画面の真ん中あたりに「デイリーリワード」というメニューがあり、1日3回閲覧することができます。

sweatcoinのデイリーリワード

リワードは最大1,000Sweatcoin受け取ることができるため、もし時間に余裕があれば1日3回チャレンジすることをオススメします。

Sweatcoinを無料で利用できるのは、このデイリーリワードのおかげであるため、コミュニティを助けるためにも積極的に参加しましょう。

プレミアム会員になって報酬2倍

Sweatcoinは月額550円、もしくは年額2,700円でプレミアム会員になることができます。

プレミアム会員になると獲得できるsweatcoinが2倍になるため、トークン生成前にできるだけ多くのsweatcoinを獲得したい人にとってはオススメです。

またプレミアム会員になると、特別なオファーや機能のアップデートをいち早く受け取ることができます。

月額550円だと若干割高ですが、年額2,700円だと1ヶ月あたり225円です。もし5ヶ月以上プレミアム会員になる場合は、年額プランの方がお得に利用することができます。

STEPNとの併用も可能

またSweatcoinはSTEPNとの併用も可能であるため、もし歩く・走る機会があればSTEPNの起動も忘れないようにしておきましょう。

もちろんこれまで説明してきた通り、Sweatcoinのアプリは起動する必要はなく、起動するアプリはSTEPNのみで問題ありません。

もしSTEPNのために、毎日歩く習慣をつけている人は、そのタイミングでデイリー2倍ブーストをオンにしておけば効率よく稼ぐことができます。

注意点としてはSTEPNはGPSをオンにして歩く・走るスピードを計測するため、充電の消耗が早くなります。充電がなくなるとSweatcoinの歩数計算もされなくなってしまうので、STEPNのエネルギー消費後は、きちんとSTEPNを終了するようにしましょう。

Sweatcoinの将来性

先述の通り、Sweatcoinは2022年9月にトークンが生成されるSWEATという仮想通貨と1:1で交換することができます。

そのため、少なくともインストールして損はないアプリであるため、トークン生成までにできるだけSweatcoinのアプリ内通貨をためておくことをおすすめします。

またトークン生成後は、ステーキング機能やSTEPNのようなNFTにより稼げる上限を拡大するプランも計画されています。

ネットワークは世界で2番目の時価総額を誇るイーサリアムと同じERC-20が採用予定であるため、仮想通貨取引所を使わずともDEX/DeFiで通貨を取引することが可能になると考えられます。

そのため、国内取引所での取り扱いがなくともMetamaskやUniswapを活用すれば、日本円に即換金することが可能になるでしょう。

SweatcoinはSTEPNなどに比べると後発のMove to Earnサービスだと思われがちですが、実はサービス自体は2016年に開始されており、トークン生成に向けて入念な準備をしていたことが伺えます。

またSTEPNは中国の規制によって大幅に価格が下落してしまいましたが、その規制はGPSおよびIP位置情報サービスが原因でした。

おそらくiPhoneやAndroidに搭載されている歩数計測機能は規制対象にならないので、Sweatcoinも中国を中心に世界的に人気になることが予想されます。

とはいえ中国が同じように別の方法で規制をかけ、大幅に通貨の価格が下落してしまう可能性もゼロではないため、9月のトークン生成後も定期的に価格や動向を追っていくことをオススメします。

Sweatcoinのまとめ

今回はSTEPNとは違い初期投資が不要なSweatcoinの紹介をしました。

既にトークンの生成が決定しているサービスであり、トークン生成時は1sweatcoinあたり1SWEATで交換することができる唯一のチャンスとなるため、興味がある場合はできるだけ早めにSweatcoinを始めておくとよいでしょう。

最後に、今回紹介したSweatcoinの要点をまとめます。

  • Sweatcoinは無料で始めることができるMove to Earnサービス
  • 2022年9月にトークン生成が決定している
  • トークン生成後のイベントはゲーム内通貨であるsweatcoinを生成予定のトークンSWEATに1:1で交換できる唯一のチャンス
  • 今後インフレ対策として段階的に稼ぎにくくなる予定なので、早めに始めておいたほうが良い