取引所で扱っていない「草コイン」の買い方を徹底解説!

・取引所で扱っていない「草コイン」の買い方
・「草コイン」購入時の注意点

草コインの概要

草コインとは?

仮想通貨は「ビットコイン」か「ビットコインではない通貨」で分類されます。(俺か、俺以外かみたいですね)

「ビットコインではない通貨」のことを、一般的にアルトコインと呼びます。

その中でも更に知名度が低く、さらに取引量や時価総額が低い通貨のことを俗称で「草コイン」と呼びます。

草コインとは?

例えばアルトコインで代表的な通貨といえばEthereum(イーサリアム)です。Ethereum(イーサリアム)はビットコインに次ぐ知名度・時価総額であるため草コインとは呼べないでしょう。

では、Polkadot(ポルカドット)はどうでしょうか?仮想通貨取引に馴染みのない人にとっては、草コインだと思ってしまうかもしれませんが、Polkadot(ポルカドット)は時価総額10位の有名なアルトコインの一つです。

草コインは俗称であるため線引が曖昧であるため、アルトコインなのか、草コインなのかの判断は人それぞれです。

そのため今回は、取引所で扱っていない草コインの買い方について紹介をしていきます。

草コインの魅力

草コインの魅力といったらなんたって、爆益が望めることでしょう。

かつて草コインだったShiba Inuという通貨は、2021年5月~2021年9月頃まで0.0006円~0.0009円程度で取引がされていました。

それが2021年10月27日に0.009円まで高騰しました。

小数点が多いので分かりづらいですが、価値が10倍まで跳ね上がったのです。

Shiba Inuの高騰

2021年4月から保有していた場合は、10倍どころではなく、90倍に跳ね上がった計算になります。

仮想通貨で一発当てたい!という人はビットコインや、既に知名度が高く、時価総額が大きいアルトコインではなく、草コインの方が爆益が狙えるでしょう。

なぜ草コインは取引所で買えないの?

今まで話してきた「取引所」はbitFlyerやCoincheckのような「中央集権型の取引所」のことを指しています。

後述する「草コインの買い方」でも、結局は取引所経由で草コインを購入する方法をお伝えします。しかしその取引所は「中央集権型の取引所」ではなく、「分散型の取引所」です。

CEX(Centralized Exchange)と呼称される中央集権型の取引所は、その通貨を扱っても良いかどうか、安全性や信頼性など様々な観点で審査をします。

厳しい審査を通過した通貨のみが取引できる(上場している)ため、bitFlyerやCoincheckなどで取引できる通貨は少ないのです。

草コインのような安全性・信頼性が薄く、リスクが高い通貨はその厳しい審査を通過することができないため、この先もずっとbitFlyerやCoincheckで取引はできないでしょう。

草コインはリスクが高いことを理解しておきましょう。
一方でDEX(Decentralized Exchange)と呼称される「分散型の取引所」には、通貨の安全性・信頼性を管理する仕組みがなく、スマートコントラクトという仕組みを使って安い手数料で通貨の取引を実現します。
そのためCEX(中央集権型の取引所)で扱っていない草コインは、CEX(分散型の取引所)で購入すればよいのです。

仮想通貨には「規格」がある

草コインの買い方について説明する前に、簡単に仮想通貨の「規格」について紹介します。

当時、ビットコインだけだった仮想通貨は、今や何千・何万もの通貨が存在するようになりました。

その爆発的な拡大の背景の1つとして、Ethereum(イーサリアム)が提供している「ERC-20」という規格があるためです。

ERC-20によって複雑なブロックチェーンの仕組みをイチから作らずとも、通貨を発行できるようになったため、通貨の種類が爆発的に伸びたのです。

更にBINANCE(バイナンス)がERC-20を派生させた「BEP-20」という規格を開発したことで、通貨の種類増加に更に後押しすることになりました。

詳しく理解する必要はありませんが、ざっくり以下のことは理解しておいてください。

・ERC-20の通貨の取引は、手数料に「ETH(イーサリアム)」が用いられる。
・ERC-20の通貨の取引手数料は高い
・BEP-20の通貨の取引は、手数料に「BNB(バイナンスコイン)」が用いられる。
・BEP-20の通貨の取引手数料は安い
BNB(バイナンスコイン)はあまり聞き馴染みのない通貨かもしれませんが、Ethereum(イーサリアム)に次ぐ世界第3位の時価総額を誇る通貨です。
ERC-20とBEP-20で、どれくらい手数料が変わるかというと、ERC-20の手数料は1取引安いと1,500円程度、高いと5,000円以上になることもあります。
一方でBEP-20の取引手数料は、おおよそ数十円程度です。
今回は取引手数料が安いBNB(バイナンスコイン)での、草コインの買い方について説明をします。

草コインの買い方

今回は、BEP-20の通貨を扱っているPancakeSwap(パンケーキスワップ)という、有名なDEXを介して草コインを購入してみます。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)には、ステーキングをして利回りを得ることができる機能もありますが、今回は「草コインを買う」ことにフォーカスします。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)を使って利回りを得たい方は、以下の記事をご参照ください。

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pancakeswap

さて、仮想通貨を購入する手順ですが、大きくわけて5ステップあります。

  1. 海外取引所BINANCE(バイナンス)の口座開設
  2. 海外取引所BINANCE(バイナンス)に入金
  3. 海外取引所BINANCE(バイナンス)から仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)に送金
  4. MetaMask(メタマスク)とPancakeSwap(パンケーキスワップ)を連携
  5. PancakeSwap(パンケーキスワップ)で草コインを購入

海外取引所BINANCE(バイナンス)の口座開設

海外取引所バイナンス

BINANCE(バイナンス)、あまり聞き馴染みのない取引所だと思いますが、世界最大の取引量を誇る仮想通貨の取引所です。

BINANCE(バイナンス)はその名の通り、BNB(バイナンスコイン)を発行している取引所です。

先述の通りBEP-20の通貨を扱う場合は、取引手数料としてBNB(バイナンスコイン)を支払うため、手っ取り早くBINANCE(バイナンス)に入金したほうが余計な手数料がかからずに済みます。

世界最大の取引量を誇るBINANCE(バイナンス)は、以下のような特徴があります。

  • 世界最大の取引量
  • 手数料が安い
  • 日本語対応 + サポートあり
  • 本人確認も早い
  • 取扱通貨数300以上

日本語以外の世界各国の言語に対応している上に扱っている、取引手数料も安いため世界中のトレーダーが利用しています。

扱っている通貨数も多いので、ぶっちゃけBINANCE(バイナンス)でも十分に草コインは購入することができます。

でも一応今回は、BINANCE(バイナンス)でも取引できないような草中の草コインの買い方まで説明します。

バイナンス登録時の注意点としては、登録自体はフォームを入力するだけで完了しますが、取引をするためには本人確認が必要です。

本人確認のために以下いずれかの画像データが必要です。

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • パスポート

完全日本語対応しているため、具体的な登録方法は割愛しますが、当サイト経由でBINANCE(バイナンス)口座を開設された方は、取引手数料が永年10%オフになります!

ぜひ以下のリンクからBINANCE(バイナンス)に登録してください。

海外取引所BINANCE(バイナンス)に入金

口座開設が完了したら、BINANCE(バイナンス)に入金をします。

BINANCE(バイナンス)の入金方法はいずれかの方法で行います。

  1. 日本の取引所からBINANCE(バイナンス)に送金
  2. VISA/Mastercardで直接入金

日本の取引所からBINANCE(バイナンス)に送金

bitFlyerやCoincheckなどの日本の取引所からBINANCE(バイナンス)に送金する方法を紹介します。

まだ日本の取引所すら開設されていない方は、とりあえずbitFlyer がオススメです。

理由は取引手数料が安く、送金時間が短いためです。

取引所coincheckロゴ

 

dmmビットコインロゴ

 

取扱
通貨数
15通貨17通貨12通貨
レバレッジ
取引
2倍×2倍
入金
手数料
0円~330円0円~1018円無料
出金
手数料
220円~770円407円無料
送金
手数料
0.0004 BTC0.0005 BTC無料
メリット送金が早くて安い通貨数が多い送金手数料が無料
デメリット通貨数が少ない手数料が高い送金に時間がかかる
詳細

今回はbitFlyer経由でBINANCE(バイナンス)に送金を行う方法を紹介します。

まずBINANCE(バイナンス)にログインし、画面上部メニューから「ウォレット」 > 「ウォレット概要」を進みます。

ウォレット概要画面に遷移したら、画面中央左側に「入金」というボタンがあるので、それをクリックします。

BINANCE(バイナンス)のウォレット概要

すると以下のようなポップアップが表示されます。

「フィアットを入金」はまだ日本円に対応していないため「仮想通貨を入金」をクリックしましょう。

BINANCE(バイナンス)で仮想通貨を入金

すると入金通貨を指定する画面に遷移するので、通貨をBitcoinで選択します。入金先も同様にBitcoinを選択します。

もちろん別の通貨でも問題ありませんが、その通貨に合わせたネットワークを選択するようにしましょう。

ビットコインの入金

上図のようにアドレスが表示されるので、このアドレスをコピーしておきます。

続いてbitFlyerにログインします。

bitFlyerにログイン後、画面右メニューの「入出金」から「ビットコイン」を選択し、表示されたメニュー上部の「送付」ボタンを押します。

すると「アドレスを登録する」というボタンがあるので、それをクリックします。

外部アドレスの登録

外部アドレスの登録画面に遷移します。

ラベルには、ご自身が判別しやすい任意の名前を、ビットコインアドレスには先ほどBINANCE(バイナンス)でコピーしたアドレスを入力します。

登録画面

あとはこのアドレスにビットコインを送金すれば完了です!

無事BINANCE(バイナンス)で入金が確認できたら、ビットコインをBNB(バイナンスコイン)に交換する必要があります。

交換は、BINANCE(バイナンス)の上部メニュー「トレード」から「コンバート」を選択します。

BINANCE(バイナンス)でコンバート

あとは振替元をBTC(ビットコイン)に設定し、振替先をBNB(バイナンスコイン)に設定し、任意の金額を入力すればOKです。

BINANCE(バイナンス)で振替

これでBINANCE(バイナンス)への入金は完了です!

VISA/Mastercardで直接入金

BINANCE(バイナンス)はVISA、もしくはMastercardで直接入金することができます。

詳しい入金方法は以下の記事で解説しています。

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BINANCE クレカ入金方法

注意点としては楽天カードオリコカードなどの年会費無料のクレジットカードは使用できないことです。

永年年会費のクレジットカードで使用が確認できたものは今のところ、三井住友カード(NL)のみです。

他にも永年無料以外のカードでは、Amazonクラシックカードなどでも入金が確認できています。

楽天カードやオリコカードしか持っていない場合は、三井住友カード(NL)の作成も検討しましょう。

クレジットカード入金のメリットは手数料の安さです。

日本の取引所経由から購入をすると、送金手数料やBTC(ビットコイン)からBNB(バイナンスコイン)に交換する取引手数料がかかります。

もしクレジットカードを保有の方は、クレジットカード入金をオススメします。

三井住友カード(NL)も当サイト経由から発行すると最大8,000円分のポイントが付与されます。

ぜひ以下リンクから作成をご検討ください。

海外取引所BINANCE(バイナンス)から仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)に送金

仮想通貨ウォレットとは、保有する仮想通貨を取引所とは別の場所に保管できるサービスです。

様々なウォレットサービスがある中で、特に有名なものが今回紹介するMetaMask(メタマスク)です。

CEX(中央集権型の取引所)で取引をする分にはウォレットの必要性はそこまで高くないのですが、DEX(分散型の取引所)で取引をする場合はウォレットは必ず必要になります。

DEXでは、ご自身の仮想通貨ウォレットを連携させることで取引が可能になるのです。

MetaMask(メタマスク)のインストール方法や、ウォレットの必要性については以下の記事で解説をしています。

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MetaMask(メタマスク)の使い方

MetaMask(メタマスク)がインストールできたら、BINANCE(バイナンス)にあるBNB(バイナンスコイン)をMetaMask(メタマスク)に送金します。

まずMetaMask(メタマスク)の画面上部にあるウォレットアドレスをコピーします。

ウォレットアドレスの取得

続いてBINANCE(バイナンス)のマイページに移動します。

上部メニューの「ウォレット」>「ウォレットの概要」と進み、画面中央左の「出金」ボタンを押します。

BINANCE(バイナンス)から出金

仮想通貨の出金メニューに遷移し、通貨をBNB(バイナンスコイン)、出金先をMetaMask(メタマスク)でコピーしたウォレットアドレスに。

そしてネットワークが「BSC Binance Smart Chain(BEP-20)」になっていることを確認し、出金ボタンを押します。

BINANCE(バイナンス)での出金

これでMetaMask(メタマスク)への送金は完了です!

MetaMask(メタマスク)とPancakeSwap(パンケーキスワップ)を連携

無事、ウォレットへの入金が確認できたら、続いてMetaMask(メタマスク)とPancakeSwap(パンケーキスワップ)を連携させます。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)の公式サイトに訪れると、トップページに「ConnectWallet」というボタンがあります。

MetaMask(メタマスク)とPancakeSwap(パンケーキスワップ)の連携

ボタンを押すと、連携するウォレットが表示されるので、MetaMask(メタマスク)を選択しましょう。

MetaMask(メタマスク)の選択

これでMetaMask(メタマスク)とPancakeSwap(パンケーキスワップ)の連携も完了です!

PancakeSwap(パンケーキスワップ)で草コインを購入

やっと草コインを買う準備ができました!

それではPancakeSwap(パンケーキスワップ)で草コインを購入してみましょう。

CoinMarketCapに掲載されている、私が確認した時点で時価総額777位の「DeHub」という通貨で説明をします。

草コインを購入する場合はコントラクトアドレスが必要になります。

CoinMarketCapに掲載されている通貨はコントラクトアドレスも記載されています。

画面上部の「コントラクト一覧」からコントラクトアドレスをコピーします。

コントラクトアドレスの取得

コピーできたらPancakeSwap(パンケーキスワップ)に移動します。

上部メニューの「トレード」から、「通貨の交換」を選択します。

通貨の交換メニューに遷移すると、画面右に「スワップ」というメニューが出てきます。

デフォルトではBNB(バイナンスコイン)とCAKE(パンケーキスワップ)となっているので、「CAKE」の部分をクリックします。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)でトレード

すると通貨の選択画面が表示されるので、先ほどコピーしたDeHubのコントラクトアドレスを貼り付けましょう。

コントラクトアドレスに誤りがなければ、DeHubと表示されるので「インポート」ボタンを押します。

DeHubのコントラクトアドレス貼り付け

注意書きが表示されるはずなので、草コインのリスクを踏まえた上で承認すればインポート完了です。

あとは好きな量のBNB(バイナンスコイン)をDeHubに交換することができます!

草コイン購入時の注意点

リスクが非常に高い

草コインで爆益を狙うことができるのは事実ですが、無価値なってしまう可能性が非常に高いです。

その上、草コインの中には購入した瞬間に無価値になる詐欺コインも多く含まれているため、必ず自己責任で購入しましょう。

詐欺コインに騙されないためのポイントを以下の記事でまとめているので、ぜひご参照ください。

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投資は自己責任

確定申告が複雑

仮想通貨取引で得た収益は雑所得に該当するため、20万円以上の収益を得た場合は確定申告が必要になります。

草コインの取引に関わらず仮想通貨取引すべてにおいて、確定申告の方法は少々複雑です。

「確定申告には自信ないけど、仮想通貨取引にチャレンジしたい!」という方は、Cryptact(クリプタクト)という仮想通貨取引の確定申告支援サービスとの併用をおすすめします。

Cryptactの詳細については以下の記事でまとめています。

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クリプタクト

草コインの買い方 まとめ

これまで国内の取引所では購入できない草コインの購入方法について説明してきました。

何度もお伝えしている通り、草コインの取引はハイリスクハイリターンです。

必ず自己責任で行うよう、お願いいたします。

管理人こん
私も草コインを10万円分買って、結果たったの300円になってしまいました。
投資は自己責任