・PancakeSwap(パンケーキスワップ)の注意点
・管理人のPancakeSwap(パンケーキスワップ)運用実績
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の概要

仮想通貨投資の選択肢の一つである「イールドファーミング」ですが、代表的なサービスとしてUniswapとPancakeSwapがあります。 今回はそのUniswapとPancakeSwapの違いについて解説をします。 PancakeS[…]
DeFi(分散型金融)とは?

イールドファーミングとは?
さて、なんとなくDeFiについて分かったところで、次はイールドファーミングについて説明をします。
イールドファーミングとはDeFiを通じて流動性を提供することで利回りを得ることを指します。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方
PancakeSwap(パンケーキスワップ)をスタートするための全体像
なんとなくPancakeSwap(パンケーキスワップ)の仕組み自体を理解したところで、本題である「PancakeSwapの始め方」について説明をしていきます。
日本ではCoincheckやbitFlyerなどの仮想通貨取引所での売買がメジャーですが、PancakeSwap(パンケーキスワップ)で用いられる通貨はこれらの仮想通貨販売所で買うことができません。
そのため、PancakeSwap(パンケーキスワップ)を始めるためには一般的に以下のようなフローを取ります。
- 日本円が扱える取引所でビットコインを買う
- ビットコインをBINANCEに送金
- ビットコインをバイナンスコインに交換
- バイナンスコインをMetaMaskに送金
- MetaMaskとPancakeSwapを連携
- PancakeSwapでバイナンスコインの一部を別の通貨に交換
- イールドファーミング開始

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://oneroom-investor.net/investment/pancakeswap/ target=] BINANCE(バイナンス)とは BINANCE(バイナ[…]
- 日本円が扱える仮想通貨取引所の口座開設
- BINANCE(バイナンス)の口座開設
- MetaMaskの登録
取引所の開設とビットコインの購入
まず国内取引所の口座を持っていない人は、その口座開設から始める必要があります。
国内の有名な取引所は先述の通り「Coincheck」と「bitFlyer」です。(私はbitFlyer使っています)
他にもDMMビットコインやGMOコインなどありますが、それぞれメリット・デメリットを簡単に紹介します。
取引所 | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|
取扱 通貨数 | 15通貨 | 17通貨 | 12通貨 |
レバレッジ 取引 | 2倍 | × | 2倍 |
入金 手数料 | 0円~330円 | 0円~1018円 | 無料 |
出金 手数料 | 220円~770円 | 407円 | 無料 |
送金 手数料 | 0.0004 BTC | 0.0005 BTC | 無料 |
メリット | 送金が早くて安い | 通貨数が多い | 送金手数料が無料 |
デメリット | 通貨数が少ない | 手数料が高い | 送金に時間がかかる |
詳細 |
もしPancakeSwap(パンケーキスワップ)をするだけなら、DMMビットコインがオススメですが、これを機に仮想通貨の取引にチャレンジしたいという方はbitFlyerかCoincheckがおすすめです。
またDMMビットコインの注意点は、送金に少し時間がかかります。この記事を読んで「今すぐにチャレンジしたい!」という方にはあまりオススメできません。
口座開設ができたら、各取引所の案内に沿って日本円を口座に入れ、ビットコインを購入しましょう。
BINANCE(バイナンス)口座の開設
海外の仮想通貨取引所もいくつかありますが、とりあえず世界No.1の取引量を誇るBINANCE(バイナンス)で問題ないと思います。
BINANCE(バイナンス)の特徴は以下の通りです。
- 世界No.1の取引量
- 手数料が安い
- 日本語対応
- 370超の通貨に対応
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、このBINANCEが開発したBSC(Binance Block Chain)という技術をもとに作られているため、PancakeSwap(パンケーキスワップ)にチャレンジする上でも親和性が高いと言えます。
またバイナンスは海外取引所ですが、日本語対応もしており本人確認も超早いです。私の場合、30分かかりませんでした。
バイナンスには3つの個人認証があります。メールアドレスなどの登録のみでできる「承認」、マイナンバーカードや顔認証が必要な「認証」、住所証明書が必要な「エンタープライズ認証」です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)をするためにはマイナンバーカードや顔認証が必要な「認証」まで進まないといけないため、マイナンバーカードを用意しておくと良いでしょう。
またBINANCE(バイナンス)は日本の金融庁の許可を得ていない仮想通貨取引所ですが、日本人が利用することによって罰則を受けることはありません。(罰則の対象者はBINANCEになります。)
一方でこちらの記事では、BINANCEが日本のZコーポレーションと戦略的パートナーシップを結び、金融庁と協力しながら日本の法令に遵守する方針を報告しています。
ZコーポレーションはYahoo!やPayPayで有名なZホールディングス傘下の、新規事業開発に特化した子会社の1つです。
なので現状は未認可の取引所ですが、利用や将来性の不安はそこまで強く感じる必要はないと思います。
ちなみに当サイト経由でBINANCEの口座開設をしていただいた方は、永年取引手数料が10%オフになります!
ビットコインをバイナンスに送金
さきほど国内取引所で購入したビットコインをバイナンスに送金するためには、まずバイナンス側の送付用アドレスを取得する必要があります。
バイナンス会員画面のダッシュボードから入金をクリックし、通貨をBitcoin、ネットワークもBitcoinを選択します。
この状態でアドレス取得のボタンを押すと、送金用アドレスが出てきます。
次にビットコインを購入した国内取引所にログインします。私はbitFlyerを使用しているので、キャプチャはbitFlyerになります。
bitFlyerのマイページから「入出金」→「ビットコイン」→「送金」という手順で進んでいくと以下のような画面になります。
この「アドレスを登録する」を押せば、二段階認証などのプロセスを経て、送付先の外部ビットコインアドレスを登録することができます。
登録画面には「ラベル」と「ビットコインアドレス」があるので、ラベルには自分が覚えやすい名前を、ビットコインアドレスにはさきほどバイナンスで取得した送金用アドレスを記入します。
これで送金ができるようになりました!登録したバイナンスのアドレスに、ビットコインを送金しましょう!
ビットコインをバイナンスコインに交換
送金したら早くて5分~10分ほど、遅いと1時間くらいでバイナンスに反映されます。
反映されたらバイナンス会員画面のトップタブから「トレード」→「コンバート」と進み、振替元をビットコイン(BTC)、振替先をバイナンスコイン(BNB)に設定し、ビットコインをバイナンスコインに交換しましょう。
これで日本円 → ビットコイン → バイナンスコインへの交換が完了です!
MetaMask(メタマスク)への送金
MetaMask(メタマスク)は仮想通貨のウォレット(財布)の一つで、様々な仮想通貨を管理できるものです。
取引所で仮想通貨を管理することもできますが、よりセキュリティが強いウォレットで管理していたほうが安全だと言われています。
MetaMask(メタマスク)は無料で使えて、かつ日本語対応している人気の高いウォレットです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)はウォレットと連携して利用するため、まずはMetaMask(メタマスク)の登録を行いましょう。
MetaMask(メタマスク)は、Chrome・Firefoxの拡張機能から使うことができます。スマホアプリも存在しますが、まずはPCで作成し、その後スマホでの連携がオススメです。
MetaMask(メタマスク)の詳しいインストール方法は以下の記事で紹介しています。
・MetaMask(メタマスク)ってなに? ・MetaMask(メタマスク)のインストール方法 ・MetaMask(メタマスク)の使い方 ・ウォレットを使う上での注意点 MetaMask(メタマスク)とは? 仮想通貨のウォレットと[…]
無事登録ができたら、拡張機能から以下のような画面を表示することができます。

MetaMaskとPancakeSwap(パンケーキスワップ)の連携
MetaMaskを導入したブラウザのまま、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の公式サイトにいきましょう。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)の使い方
バイナンスコインから別のコインに一部交換する
より高い利回りを得るためにはバイナンスコインと、もう一つの別の通貨をセットにして流動性を提供する必要があります。
1通貨だけでも流動性の提供はできるのですが、まずはバイナンスコイン+別の通貨のパターンを紹介します。
もう一つの別の通貨は、バイナンスコインと同等の価値分を提供する必要があり、例えばバイナンスコインを10万円分提供するなら、別の通貨も10万円分提供しなければなりません。
ですので、例えば10万円でイールドファーミングをスタートさせる場合は、バイナンスコイン5万円分、別の通貨を5万円分に分割しなければなりません。
別の通貨に分割する前に、各通貨ペアごとのAPR(利回り)を見てみましょう。
例えばこの画像だと、「HERO-BNB」という通貨ペアのAPRは138%となっています。
BNBはバイナンスコインのことなので、HEROが別の通貨ということになります。
ちなみにHEROはStepHeroという通貨で、MetaHeroではないので注意が必要です。通貨名と通貨ロゴもきちんと確認しましょう。
後述しますが、この通貨ペアの選定が非常に重要なので、無闇にAPRが高い通貨ペアを選ぶのはやめましょう。
通貨を決めたら「Trade」→「Exchange」と進み、バイナンスコインの半分を別の通貨に交換しましょう。
流動性の提供をする


利息の受け取り方・その他の操作
最後に利息の受け取り方や、その他の操作方法について簡単に紹介します。
- Harvest:利息の受け取り
- Pool:1通貨だけの提供する
- Prediction:バイナリーオプション
まず利息の受取は「Harvest」というボタンを押すことでできます。
ポチッと押して手数料払えば完了です。手数料は0.001BNBかかるため、2021年9月現在では大体40円程度です。
受け取れる通貨はバイナンスコインでもなく、通貨ペアに設定した別通貨でもなくPancakeSwap(CAKE)という通貨になります。
また「Earn」→「Pool」と進めば、1通貨だけ預けることができます。
見ていただければ分かりますが、通貨ペアで預けるよりもAPRが低くなります。その分、低リスクで運用ができるため、まずは1通貨からで始めることも手段の一つです。
なぜこちらの方が低リスクになるかは後述します。
最後にβ版ですがPredictionという機能もあります。バイナリーオプションのように5分後のBNBの価格が上がるか下がるかを予想し、予想が当たれば報酬を受け取ることができます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の注意点
手順は難しいですが、これらの手順を踏めば他の投資商材とは比べ物にならない利回りを得ることができます。
しかし美味しい話にも必ず落とし穴が存在します。きちんとPancakeSwap(パンケーキスワップ)のリスクも考えた上で、チャレンジするか判断しましょう。
為替のリスク
今回の手順で、扱った通貨の数を覚えていますか?
インパーマネントロスのリスク
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いろいろ手数料がかかる
PancakeSwap(パンケーキスワップ)に通貨を送るまで、様々な手順を踏むためその分手数料がかさみます。
bitFlyerだと送金に0.0004 BTCかかります。2021年9月時点の価格だと約2,000円です。
その上、どの取引所でも日本円をビットコインに換金する際、やや割高で交換することになります。
海外旅行で日本円を外貨に変えるとき、レートが少し割高に設定されていますよね。
私の場合、50万円をビットコインにしただけで、マイナス16,000円になりました。
換金する額によりますが、これらの手数料を加味するとスタートの時点でマイナスになること間違いなしです。
BINANCEへのクレジットカードでの入金手数料は2%です。そのため10万円入金したら手数料は2,000円。50万円入金したら手数料は10,000円です。
圧倒的にクレジットカード入金したほうが、手数料を安く抑えることができるのです。
当サイト経由でBINANCEの口座開設で
永年取引手数料が10%オフ!!
ともかく、これらの手数料がかかるため「とりあえず始めてみて、よく分からなかったらやめよう」と考えていると必ず損をするので、チャレンジする際はそれなりの覚悟を持って臨みましょう。
確定申告が面倒
仮想通貨に限らず、投資によって利益を得ることができた場合、確定申告が必要です。
詳細は以下の記事で説明していますが、DeFiの収支計算はかなり面倒くさいです。
筆者は税理士ではないため、本記事に含まれる内容は正確ではない可能性があります。 本記事を参照して発生した損失・損害は、当サイトでは一切の責任を負いません。 管理人こん 確定申告が不安な方は、必ず税理士に相談しましょう![…]
よく巷では「利益が20万円以下の場合は申告が不要」と言われていますが、それはあくまで所得税の話です。
住民税は1円でも利益が発生したら申告が必要になります。但し確定申告をする必要はなく、住民税申告をお住まいの市役所や区役所で行いましょう。
また確定申告をする場合は、住民税申告は不要になります。(確定申告の情報が市区町村に連携されるため)
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の機能
Prediction(プレディクション)
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のプレディクションは、バイナリーオプションのような機能です。
BNB/USDTの価格が、開始値から高くなるか低くなるかを予想し、予想が当たれば配当を貰える仕組みです。
エントリーは5分毎に行われ、賭け金はBNBを支払います。
賭け金は賞金プールとして蓄積され、当たった場合はエントリー人数に応じて割り振られます。
例えば価格が上がる方にエントリーした人と、価格が下がる方にエントリーした人の数が同一である場合、当たれば賭け金の2倍を得ることができます。
手数料(ガス代)のことを考えなければ期待値=投資金額となるため、バイナリーオプションよりも割の良い投資手法と考えられるでしょう。
宝くじ
宝くじ機能は、5ドル分のCAKEで宝くじ1枚を購入することができ、購入枚数に応じて割引が適用されます。
購入枚数が1枚だと割引率は0%、2枚目以降は割引率が0.05%ずつ上昇していきます。
最大購入可能枚数が100枚であるため、上限の割引率は4.95%となります。
宝くじを購入すると、6桁のランダムな数字が割り当てられます。購入者は自由に数字を選ぶことができません。
プレディクション同様、購入した金額は賞金プールとして蓄積され、開票時に規定された割当率と当選者数から配当が割り当てられます。
管理人のPancakeswap(パンケーキスワップ)の運用実績
最後に管理人の運用実績を公開します!
投資金額は50万円だったのですが、諸々の手数料を含めると48万円くらいでした。
最終更新日:2022年2月23日
投資金額 | ¥500,000 |
---|---|
運用日数 | 164日 |
得られた利息 | ¥50,567 |
プールした通貨の価値 | ¥188,342 |
合計金額 | ¥238,908 |
利回り | – |
収支 | -¥261,962 |
2022年2月23日メモ
仮想通貨全体の価格が下がり辛い日々。引き続きガチホ。
2021年11月29日メモ
PancakeSwapの価値自体が下がって辛いです。引き続きガチホ。
2021年11月3日メモ
ペア通貨が少しずつ値戻りしてきた。今のペースで行けば年末までには取り戻せる。
2021年10月13日メモ
ペアの通貨が値戻りせず、インパーマネントロスが発生中
2021年10月3日メモ
ペアの通貨が値戻りせず、インパーマネントロスが発生中
2021年9月27日メモ
バイナンスとペアで買っているBunnyParkが大幅下落で-15万円。泣きそうです。
2021年9月23日メモ
バイナンスの価格が上がって-9万円になった。
2021年9月21日メモ
中国恒大集団への懸念で仮想通貨全体が下落。-11万円に。