・Pacoca(パソッカ)の始め方、使い方
・Pacoca(パソッカ)を始める上での注意点
Pacoca(パソッカ)とは?
Pacoca(パソッカ)の概要
Pacoca.ioはDEXの統合管理、DeFi資産の追跡、更にはPacoca内でステーキングすることによって利回りを得ることができるDeFiの統合サービスです。
Pancakeswap(パンケーキスワップ)やUniswap(ユニスワップ)は「流動性の提供」のために、ステーキング(資産を預け入れること)を行い、その報酬を受け取ります。
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一方でPacoca(パソッカ)は「流動性の提供」だけでなく、様々な仮想通貨サービスに自動的・効率的に投資を行うことで、報酬を受け取ることができるVault(ヴォールト)というものになります。
そのためPancakeswapやUniswapよりもAPY(年間利回り)が非常に高く、中には年間利回り500%を超えるものも存在します。
DEX・DeFi・ステーキング・Vaultなど、仮想通貨に関わる様々な用語についても本記事で詳しく解説をしていきます。
DeFi・DEXとは?
DeFiとは、「Decentralized Finance」の略で、日本語では分散型金融となります。
従来の中央集権型金融の仕組みは、三井住友銀行や三菱UFJ銀行を想像すれば理解が深まるかもしれません。
全ての金融取引はすべて銀行が仲介しており、預け入れる・引き出す・お金を借りる等に手数料や金利、手間が発生し、その度に取引明細書が発行されます。
一方でDeFiの仕組みは、スマートコントラクトという仕組みを使い、銀行なしで金融取引を実現します。
またDEXとは「Decentralized Exchange」の略で、日本語では分散型取引所となります。
DeFiは金融の仕組みで、DEXはDeFiという仕組みのもと、取引を実現するサービスと理解していただければと思います。
Pancakeswap(パンケーキスワップ)やUniswap(ユニスワップ)は、それぞれDEXサービスとなります。
・DEXとはDeFiという仕組みのもと、取引を実現するサービスのこと
ステーキング・Vault(ヴォールト)とは?
仮想通貨ではない日本円を扱う銀行では、預金額に応じた報酬(金利)を得ることができます。
例えば三井住友銀行や三菱UFJ銀行の普通預金金利は0.001%で、業界で最高水準の普通預金金利は、あおぞら銀行の0.2%です。
なぜ預金をするだけで報酬を得られるかというと、銀行はその集めたお金で企業や個人にお金を貸すなどして商売を営んでいるためです。
同じようにDEXにおいても、様々なユーザーから預かった仮想通貨を元に、ユーザー間の取引やDEXの運用に寄与することができるため、その報酬を受け取ることができます。
このことをステーキングと呼びます。
広義ではDEXに通貨を預け入れ、仮想通貨コミュニティの発展に貢献し、その対価を得ることを指しますが、ここでは「通貨を預け入れること」と理解しておけば大丈夫です。
一方でVault(ヴォールト)は、預け入れるまでは同じですが、預け入れられた通貨の使い道が異なります。
もちろん仮想通貨コミュニティの発展に貢献する使われ方もしますが、それだけではなく様々な仮想通貨サービスを介して分散投資をおこない、そこで得られた収益を報酬として受け取ることができるのです。
つまり、ステーキングは一般的な銀行の「普通預金金利」のようなもので、Vault(ヴォールト)は「投資信託」のようなものです。
一般的な銀行も普通預金金利より投資信託の方が利回りが良く、それは仮想通貨に置き換えても同様です。
そのため、Pacoca(パソッカ)はPancakeswap(パンケーキスワップ)やUniswap(ユニスワップ)よりも高い利回りを得ることができるのです。
・Vault(ヴォールト)はDEXを介して投資すること
Pacoca(パソッカ)の始めるための準備
Pacoca(パソッカ)を始めるための流れ
既にDeFiを使った仮想通貨取引を行っている人にとっては、Pacoca(パソッカ)はすぐに簡単に始めることができます。
一方で初めてDeFiにチャレンジする人は、いくつかの準備と手順が必要になります。
今回は初めての人でも分かりやすいように、一つ一つ丁寧に説明をしてきます。
まず必要なものは以下の3つです。
- 海外取引所BINANCE(バイナンス)の口座
- BINANCE(バイナンス)に入金できるクレジットカード
- 仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)
BINANCE(バイナンス)やMetaMask(メタマスク)についても、詳しくは後述します。
もしBINANCE(バイナンス)に入金できるクレジットカードがない場合は、CoincheckやbitFlyerの日本の取引所口座を開設し、銀行振込などでも対応することができます。
これらを準備した上で、大まかな流れは以下の通りです。
- BINANCE(バイナンス)口座を開設
- BINANCE(バイナンス)口座に入金
- BINANCE(バイナンス)からMetaMask(メタマスク)に送金
- MetaMask(メタマスク)とPacoca(パソッカ)を連携
- Pacoca(パソッカ)で預け入れたい通貨に交換
- Pacoca(パソッカ)で投資を開始
海外取引所BINANCE(バイナンス)の口座開設
一般的に仮想通貨取引と聞くと、CMでおなじみのCoincheckやbitFlyerをイメージする人は多いのではないでしょうか。
しかしPacoca(パソッカ)はBinance Smart Chain(バイナンススマートチェーン)という技術のもと成り立っており、主な取引はBNB(バイナンスコイン)という通貨で行われます。
ビットコインやイーサリアムなどは、仮想通貨取引を行なったことがない人でも聞いたことがある通貨だと思いますが、BNB(バイナンスコイン)はあまり聞き馴染みのない通貨ですよね。
BNB(バイナンスコイン)は、日本の取引所では2021年1月時点では扱いがなく、海外取引所でしか扱えない通貨です。
そのためBNB(バイナンスコイン)の発行元である、BINANCE(バイナンス)という取引所の口座開設を行う必要があります。
他にもBNBを扱う海外取引所はいくつかありますが、以下のような優れた特徴があるため、とりあえずBINANCE(バイナンス)口座を解説しておけば不便ないと思います。
- 世界No.1の取引量
- 手数料が安い
- 日本語サポートが充実
- 本人確認が早い
- 370超の通貨に対応
- BNB上でもVaultができる
BINANCE(バイナンス)で取引を開始するためには本人確認が必要になります。
当サイト経由でBINANCE口座を開設していただければ、永年取引手数料が10%オフになります。
ぜひ以下のリンクから、BINANCE口座の開設をお願いいたします。
BINANCE(バイナンス)に入金できるクレジットカードの準備
BINANCE(バイナンス)が対応しているクレジットカードはVISAとMasterCardです。
しかし一部のクレジットカードは、BINANCE(バイナンス)のような海外サービスでの取引ができないように制限がかかっています。
具体的には楽天カードやオリコカードなどは、BINANCE(バイナンス)で使用することはできません。
今のところ使用の確認ができているのは三井住友NLカードや、Amazonクラシックカードです。
もし楽天カードやオリコカードしか持っていない場合は、永年無料で使用できる三井住友NLカードがオススメです。
仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)
ウォレットとはその名の通り、仮想通貨を扱う財布のことです。
一般的な中央集権型金融の取引では、取引を行う口座のみがあれば十分ですが、DEXには「口座」という機能がありません。(口座機能があれば、それは中央集権型の取引になります。)
そのため、取引するために仮想通貨を保持しておく場所が必要になります。それがウォレットです。
仮想通貨ウォレットも一番メジャーなMetaMask(メタマスク)を用意しておけば、この先不便になることはないでしょう。
他にもtokenPocketやTrustWalletなど様々なものがありますが、所感としてMetaMask(メタマスク)が使える仮想通貨サービスが最も多いと思います。
MetaMask(メタマスク)はChromeやFirefox、Edgeなどのブラウザの拡張機能でダウンロードするか、iOS・Android用のスマートフォンアプリが用意されています。
まずはコチラからMetaMask(メタマスク)をインストールしましょう。
MetaMask(メタマスク)の詳しいインストール方法は以下の記事で紹介しています。
・MetaMask(メタマスク)ってなに? ・MetaMask(メタマスク)のインストール方法 ・MetaMask(メタマスク)の使い方 ・ウォレットを使う上での注意点 MetaMask(メタマスク)とは? 仮想通貨のウォレットと[…]
Pacoca(パソッカ)の始め方
先述したとおり、Pacocaを始めるためには以下のステップを踏みます。
- BINANCE(バイナンス)口座を開設
- BINANCE(バイナンス)口座に入金
- BINANCE(バイナンス)からMetaMask(メタマスク)に送金
- MetaMask(メタマスク)とPacoca(パソッカ)を連携
- Pacoca(パソッカ)で預け入れたい通貨に交換
- Pacoca(パソッカ)で投資を開始
Step2以降、具体的に解説をしていきます。
BINANCE(バイナンス)口座に入金
まずBINANCEへの入金方法ですが口座開設後にログインを行い、メニューバー上段の「仮想通貨を購入」をクリックし、通貨がJPYになっていることを確認しましょう。
問題なければ「クレジットカード/デビットカード」をクリックします。
次に入金する金額を指定します。BINANCE(バイナンス)のクレジットカード入金は最低1,700円から入金できます。
注意点としては受信する通貨をBNB(バイナンスコイン)にしておきましょう。Pacocaの取引で使用するのはBNBであるためです。
あとは続行を押し、カード番号を入力すればOKです。
ちなみにBINANCE(バイナンス)のクレジットカードによる入金手数料は2%です。1万円につき200円かかります。
日本の取引所経由でBINANCE(バイナンス)に入金するよりも、クレジットカード入金の方が安いので、BINANCE(バイナンス)で使用できるクレジットカードをお持ちの方はクレジットカード入金をオススメします。
BINANCE(バイナンス)からMetaMask(メタマスク)に送金
入金が完了したら次はMetaMask(メタマスク)に送金をします。
まずMetaMask(メタマスク)のネットワークがBinance Smart Chainになっていることを確認します。
もしBinance Smart Chainになっていない場合は、ディスプレイ上部のボタンから「ネットワークの追加」をクリックします。
ネットワークの設定画面に遷移するので、以下内容を入力しましょう。
新しいRPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org/
チェーンID:56
シンボル:BNB

その後、ネットワークを先ほど設定したものに切り替えた上で、ご自身のウォレットアドレスを取得します。
ウォレットアドレスは画像の通り、ディスプレイ上部に表示されます。このウォレットアドレスをコピーしておきましょう。
このウォレットアドレスはバレてもハッキングされて、通貨がすべて奪われるということはありません。
コピーしたらBINANCE(バイナンス)に戻り、ウォレット > ウォレットの概要 と進むと「出金」ボタンがあります。
出金ボタンを押すと、通貨・アドレス・ネットワークを設定する画面に遷移するので、以下内容を入力しましょう。
アドレス:先ほどMetaMask(メタマスク)でコピーしたウォレットアドレス
ネットワーク:BSC Binance Smart Chain(BEP20)
あとは出金ボタンを押せばOKです。
無事送金ができていれば、数十秒~数分でMetaMask(メタマスク)での入金が確認できます。
MetaMask(メタマスク)とPacoca(パソッカ)を連携
MetaMask(メタマスク)に無事送金ができたら、次はMetaMask(メタマスク)とPacoca(パソッカ)を連携させます。
Pacoca.ioにアクセスし、Connect your walletをクリックします。
すると連携するウォレット一覧が出てくるので、MetaMaskを選びます。
連携するウォレットに問題がないか確認をして、「接続」を押せば連携完了です。
無事連携ができれば、以下のような画面に遷移します。
既にこの画面上だと取引が始まっていますが、DeFi取引がない場合は「DeFi Investments」という項目はないと思います。
Pacoca(パソッカ)で預け入れたい通貨に交換
続いて、BNB(バイナンスコイン)をPacocaで投資できる通貨に交換します。
画面上部メニューの「Invest」から、まずどの通貨で投資を行うか決定しましょう。
例えばAuto PACOCAの場合、PACOCA(パソッカ)という通貨のみで複利運用をおこなう銘柄になります。
一方でPACOCA-BNBは、PACOCA(パソッカ)とBNB(バイナンスコイン)セットで運用をおこなう銘柄になるため、それぞれの通貨が必要になります。
またAPYは冒頭に述べた通り、年間利回りのことです。
初めてという方は、とりあえずAPYが低い(リスクも低い)銘柄を選ぶと良いでしょう。
少しチャレンジしてみたいという方は、複利運用をしてくれるAuto PACOCAがオススメです。
購入する銘柄を決めたら、Depositをクリックします。今回はAuto PACOCAで説明を進めていきます。
クリックすると、当然まだウォレットにはBNB(バイナンスコイン)しかないため、Buy PACOCA(パソッカを買ってください)と表示されるため、ボタンをクリックしてPACOCAの購入画面に遷移します。
上部メニューの「Exchange」に遷移します。
この画面で、MetaMaskにあるBNB(バイナンスコイン)をPACOCA(パソッカ)トークンに交換することができます。
注意点として、BNB(バイナンスコイン)を全額交換しないようにしましょう。
Pacoca(パソッカ)含め、様々なDeFiサービスには数十円程度の手数料が発生します。
この手数料はBNB(バイナンスコイン)を使って支払われることが殆どなので、全額交換せずに、手数料を支払う程度のBNB(バイナンスコイン)を1,000円~5,000円程度残しておくとよいです。
額を決めたら「Swap」ボタンを押して交換します。
無事交換ができたら上部メニューのDashboard > Walletという項目で、PACOCAがあることが確認できると思います。
Pacoca(パソッカ)で投資を開始
あとは再び「Invest」に戻り、Auto PACOCAの「Deposit」ボタンを押します。
交換したPACOCAを入力し(もしくはMAXを押す)、Depositボタンを押せば投資がスタートします。
無事投資がスタートすると、「You have 1 investment」という表示がされます。
Earnという列で、いままでどれくらい稼いだのかを確認することができます。
あとは、仮想通貨が増えていくことを気長に待つだけです!
Pacoca(パソッカ)の注意点
通貨の価値が下がると損をする可能性がある
今まで説明してきたとおり、Pacoca(パソッカ)はリアルマネーでは考えられないほどの年間利回りを叩き出します。
しかしこの年間利回りは日本円やドルではなく、あくまで仮想通貨上の利回りです。
つまり、Pacoca(パソッカ)で運用をおこない、仮に通貨量が2倍になっても、通貨の価値が半減してしまったら利益は0になります。
そのためPacoca(パソッカ)で投資をする際は、必ずその通貨の将来性を確認するようにしましょう。
Pancakeswap(パンケーキスワップ)に比べるとマイナー
Pacoca(パソッカ)の魅力の一つとして、Pancakeswap(パンケーキスワップ)と同じように1通貨を預けるだけで利回りを得ることができることが挙げられます。
DeFi取引で有名なサービスの一つであるUniswap(ユニスワップ)は、1通貨だけで利回りを得ることができず、必ず2通貨セットで預ける必要があります。
2通貨預けなければいけない分、それぞれの通貨の変動が得られる利益に影響してしまうのです。
そのため初心者の方には、1通貨のみで始められるPacoca(パソッカ)やPancakeswap(パンケーキスワップ)の方がオススメだと言えるでしょう。
しかし、Pacoca(パソッカ)はPancakeswap(パンケーキスワップ)に比べて、まだ取扱額が小さいです。
CoinMarketCapによると、Pancakeswap(パンケーキスワップ)の時価総額は50位(2021年1月時点)です。
一方でPacoca(パソッカ)の時価総額は939位(2021年1月時点)です。
ポジティブに考えればまだまだ伸びしろがある、ネガティブに考えればリスクが高いと言えるでしょう。
Pacoca(パソッカ)の運用実績
近日公開予定