【DeFi比較】PancakeSwapとUniswap、どっちが良い?それぞれの特徴を比較!

仮想通貨投資の選択肢の一つである「イールドファーミング」ですが、代表的なサービスとしてUniswapPancakeSwapがあります。

今回はそのUniswapとPancakeSwapの違いについて解説をします。

PancakeSwapとUniswapの違いを細かく知ることができる

PancakeSwapとUniswapの概要

イールドファーミングとは

イールドファーミングは流動性マイニングとも呼ばれます。

仮想通貨におけるマイニングとは、仮想通貨の取引承認に必要な複雑な計算作業に協力する対価として仮想通貨を得ることができる仕組みのことです。

一方でPancakeSwapもUniswapなどの流動性マイニングは、仮想通貨を預けることで、通貨の流動性を提供し、その対価として仮想通貨を得ることができるのです。

つまり仮想通貨は「安く買って高く売る」という投資の他に、「仮想通貨を預ける」という投資があるのです。

管理人こん
意味合いは違いますがイメージとしては、従来の「安く買って高く売る」は株式の売買取引で、流動性マイニングは「配当利回り」という感じです。

PancakeSwapとは

PancakeSwap

PancakeSwapは、上述のイールドファーミング・流動性マイニングのサービスの一つです。

本サイトでPancakeSwapの始め方についても詳しく紹介しているので、これから始めたい方はぜひ一度読んでいただけると嬉しいです。

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pancakeswap

PancakeSwapは流動性マイニングのサービスの中でも、BSC(バイナンススマートチェーン)というプラートフォームを使って開発がされています。

BSC(バイナンススマートチェーン)とは、世界最大規模の仮想通貨取引所であるバイナンスが開発したブロックチェーン技術です。

ここでは詳細の技術については説明しませんが、PancakeSwapはこのBSCで扱うBEP-20トークンを預けることで、対価を得ることができます。

BEP-20の代表的な通貨は、バイナンスの代名詞でもあるBNBや、同じくバイナンスが開発したステーブルコインであるBUSD、PancakeSwapのガバナンストークンであるCAKEなどが挙げられます。

PancakeSwapではBEP-20を扱う。

Uniswapとは

uniswap

UniswapもPancakeSwap同様、イールドファーミング・流動性マイニングの代表的なサービスの一つです。

PancakeSwapはBSC(バイナンススマートチェーン)で開発されていることに対し、Uniswapはイーサリアムブロックチェーンで開発されています。

そのためトークンはBEP-20ではなく、ERC-20というトークンを扱います。

うさぎさん
このBEP-20とか、ERC-20って何なの?
管理人こん
分かりやすく言えば規格みたいなものですね。
ERC-20の代表的なトークンは有名なステーブルコインであるUSDTや、UniswapのガバナンストークンであるUNIなどが挙げられます。
UniswapではERC-20を扱う。

PancakeSwapとUniswapの特徴を比較

取引にかかる手数料

取引にかかる手数料は、圧倒的にPancakeswapの方が安いです。

PancakeswapもUniswapも、どちらも流動性の提供のため、保有している通貨を預け入れるときや引き出す時などのタイミングで手数料がかかります。

Uniswapの場合、手数料は安ければ数千円、高ければ1万円を超えることもありますが、PancakeSwapは数十円~数百円程度で済みます。

取引額によって手数料は変動しないので、もしUniswapを始めたい場合は、最低でも10万円以上の投資をすることをオススメします。

PancakeSwapも同様に手数料は変動しないので、PancakeSwapの場合は1万円くらいでもチャレンジすることができます。

手数料は圧倒的にPancakeSwapが安い。

始めやすさ・使いやすさ

Uniswapを始めたい時は、まず始めにイーサリアム(ETH)を購入する必要があります。

一方でPancakeSwapを始めたい時は、まず始めにバイナンスコイン(BNB)を購入する必要があります。

イーサリアムは、日本国内の多くの取引所で扱っているため、始めやすさはUniswapに軍配が上がるでしょう。

しかし先述の通り、Uniswapの手数料はとても高いです。

そのため資金が十分にない人は、世界最大規模の海外取引所であるバイナンスの口座開設をし、PancakeSwapでスタートすることをオススメします。

バイナンス

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またUniswap・PancakeSwapともに日本語対応していますが、Pancakeswapはヘルプ・トラブルシューティングページも日本語対応しています。
そのため使い方に迷ったりした時に、PancakeSwapの方が困ることがありません。そういう意味では、使いやすさもPancakeSwapの方が勝っているでしょう。
始めやすさは判断が難しいが、使いやすさはPancakeSwapの方が優位。

機能の拡張性

機能の拡張性もPancakeSwapが勝っているといえるでしょう。

PancakeSwapではNFT(非代替性トークン)販売・バイナリーオプションに似た「プレディクション」・新規トークンをIFOで購入する機能など、どんどん新しい機能がリリースされています。

PancakeSwapは、単純にイールドファーミング・流動性マイニングをするサービスではなく、仮想通貨に関わる総合プラットフォームに進化しつつあります。

一方でUniswapは、UniswapのガバナンストークンであるUNIを保有していると、細かい機能改善への提案に投票することができますが、PancakeSwapのような新機能はあまりリリースされていない印象です。

機能アップデートもPancakeSwapが優位

取引リスク

ここまでUniswapに対して機能優位を見せつけてきたPancakeSwapですが、残念ながらリスクはPancakeSwapの方が高いです。

というのもUniswapは冒頭に説明した通り、時価総額2位のイーサリアムを扱うイールドファーミング・流動性マイニングサービスです。

イーサリアムは、その高い信頼性から日本国内の取引所で多く扱われています。

一方で、バイナンスコインを扱う日本国内の取引所は、1つもありません。

更に、実は世界最大規模の取引額を誇るバイナンスは、日本の金融庁の認可を得られていない仮想通貨業者です。

うさぎさん
ええっ!?じゃあバイナンスを使ったら、捕まっちゃうの?
管理人こん
バイナンスの利用者は捕まりませんが、いつか本格的に日本の金融庁からの規制が強化される可能性があります。
おまけにバイナンスは日本だけでなく、イギリスやドイツ、香港などからも強い圧力を受けています。
そのため各国が本格的にバイナンスを規制し始めたら、バイナンスコインの価値下落に繋がる可能性があります。
イールドファーミング・流動性マイニングを行い、多くの対価を得ることができても、その通貨自体の価値が下がっては意味がありません。
ただそこまで悲観する必要はなさそうです。
2020年、バイナンスはこちらの記事で、日本のZコーポレーションと戦略的パートナーシップを結び、金融庁と協力しながら日本の法令に遵守する方針を報告しています。
各国の圧力を突っぱねているわけではなく、バイナンスは建設的に問題解決に取り組んでいるようです。
取引リスクはUniswapの方が低い。

まとめ

始めやすさ安全性を考慮すると、Uniswapの方が優れています。

一方で、少ない資金手数料で取引ができる点や、日本語のサポート機能アップデートという点ではPancakeSwapの方が優れています。

管理人こん
個人的にはPancakeSwapの方がオススメです!

本サイトではPancakeSwapの始め方を詳しく解説した記事を公開しています。

興味がある方は、ぜひ記事を読んで、イールドファーミングに挑戦してみてください。

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