Bit Lending(ビットレンディング)とは?評判やサービス概要を徹底解説。

Bit Lending(ビットレンディング)とは?

ビッドレンディングとは

Bit Lending(ビットレンディング)の概要

ソーシャルレンディング、という言葉は聞き馴染みのある人も多いのではないでしょうか。

ソーシャルレンディングとは「お金を借りたい人や企業」と「お金を貸したい人や企業」をネット上でマッチングさせる融資仲介サービスです。

類似したサービスとしてクラウドファンディングが挙げられますが、クラウドファンディングは商品やサービスありきで、ソーシャルレンディングの場合は商品やサービスがなくても、借りたい人・貸したい人がマッチングされれば融資を受ける・することができます。

その上で、Bit Lending(ビットレンディング)とはソーシャルレンディングの仮想通貨版のサービスです。

つまり貸し借りは日本円などの法定通貨でなく、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨で行われます。

投資商材目線で紹介をすると、例えばビットコインを借りたい人に、ビットコインを貸すことで、その利子=収益を受け取ることができるものです。

Bit Lending(ビットレンディング)の口コミ

Bit Lending(ビットレンディング)の口コミを、Twitterを分析することができる「Yahoo!リアルタイム検索」で調べてみました。

その結果がこちらです。

ビットレンディング

まだあまり口コミがない状況でした。

というのもBit Lending(ビットレンディング)はまだ先行利用を開始したばかりのサービスで、知名度がそこまで高くない状況だと思われます。(2022年3月22日)

投稿されていたツイートをまとめると以下のような内容でした。

  • 時価90万円~100万円くらい貸出してみた
  • 他よりも利回りが高そうだった
  • 貸出手続き、スムーズにできました

まだポジティブな情報が多いのか、ネガティブな情報が多いのか判断ができませんが、仮想通貨界隈ではチャレンジしている人がちらほらいるようです。

運営元は?安心できる?

ソーシャルレンディングのサービス選定で注意すべきは「運営元の破綻リスク」です。

正直、ソーシャルレンディング業界の不祥事が跡を絶たない状況になっています。

代表的な不祥事はこちらの3つです。

  • SBIソーシャルレンディング詐欺事件
  • maneo行政処分事件
  • みんクレ行政処分事件

SBIソーシャルレンディングと、maneo(マネオ)については、サービス運営者側の監査不足により発生した不祥事です。

一方でみんなのクレジット(通称みんクレ)は、サービス運営者側の運営方法の問題により発生した不祥事です。

いずれにせよ、サービス運営者側の問題で投資家が損を被る、詐欺まがいの被害を受けるということが起こってしまっているのです。

そのため、ソーシャルレンディングサービスを始める方は必ず運営元を確認するようにしましょう。

管理人こん
とはいえ、SBIのような大企業でも不祥事が発生するような業態なので、あまりオススメはできないです。。
Bit Lending(ビットレンディング)は株式会社J-CAMという2020年5月に創業した会社が運営するサービスです。
代表取締役社長は新津 俊之さんという方で、金融アドバイザーには倉本 佳光さんという方が就いているそうです。
主な事業内容は、国内唯一の暗号資産専門誌「月刊 暗号資産」の企画・発行と、このBit Lending(ビットレンディング)のみのようです。
正直、安心できるかどうかは、この情報だけでは判断しづらいですね。

Bit Lending(ビットレンディング)の特徴

ビットレンディングの特徴

対応通貨

Bit Lending(ビットレンディング)は2022年3月現在、以下6つの仮想通貨に対応しています。

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • USDT(テザー)
  • FIL(ファイルコイン)
  • USDC(USDコイン)
  • DAI(ダイ)

年率6.5%~8%程度で貸付ができるようで、現在は先行利用のキャンペーンで+25%年率がアップしているようです。

セキュリティ対策

Bit Lending(ビットレンディング)は強固なセキュリティを構築するために、以下3つのポイントをおさえているようです。

  1. 資産マネジメント
  2. 不正引出し防止
  3. 複合的多要素認証

仮想通貨は株式や債券に比べると上下動が激しい市場です。

そのため金融機関出身者による収支管理とリスク管理を組み合わせて資産マネジメントをおこなっているようです。

また不正引き出し防止のため、暗号資産の引き出しは初回登録時に指定した暗号資産アドレスか、再度本人確認をして指定した暗号資産アドレスのいずれかにしか送付されないそうです。

更には2段階認証は当然のこと、メール認証・追加本人確認等、複合的に不正アクセスに対策をとっているようです。

Bit Lending(ビットレンディング)のメリット・デメリット

ビットレンディングのメリット・デメリット

Bit Lending(ビットレンディング)のメリット

メリットは、シンプルに年間利回りが高いことだと思います。

セキュリティの堅牢さやサービスの使いやすさは、現段階ではまだ分からないことが多いです。

年間利回りがビットコインの場合、2022年3月時点で10%なので、投資信託やREIT(リート)などに比べると高い水準であるといえます。

またBit Lending(ビットレンディング)は、USDT(テザー)やUSDC(USDコイン)などのステーブルコインも扱っています。

ステーブルコインとは、法定通貨と連動した価値をもつ通貨で、USDT(テザー)、USDC(USDコイン)、DAI(ダイ)はいずれもアメリカドルと連動した通貨です。

法定通貨と連動しているため、価格の上下動を最小限に抑えることができます。

ステーブルコインの扱いがあるのは安心ができますね。

Bit Lending(ビットレンディング)のデメリット

「Bit Lending(ビットレンディング)そのものの信頼性」を抜きにしたポイントをお伝えします。

それは、通貨の価値が下がれば受け取れる日本円としての分配金も減少するということです。

たとえば10ETH(イーサリアム)を貸し付けた場合、年利が10%であれば1年後11ETH(イーサリアム)になるはずです。

貸し付けたときのETH(イーサリアム)の日本円換算額が40万円だった場合、貸し付け額は400万円になります。

そして仮に1年後、ETH(イーサリアム)の日本円換算額が20万円になってしまった場合、11ETH(イーサリアム)を引き出しても220万円の価値しかありません。

これはBit Lending(ビットレンディング)に限った話ではないのですが、このリスクも念頭に入れた上でチャレンジするかしないかの判断をしましょう。

このようなリスクが怖い人は、先述したステーブルコインを選ぶことをオススメします。

管理人こん
投資は自己責任です!

Bit Lending(ビットレンディング)の始め方

Bit Lending(ビットレンディング)を始めるためには大きく5つのステップを踏みます。

  1. 申し込み
  2. 本人確認
  3. 暗号資産を送金
  4. レンディング運用
  5. 賃借料の支払い

申し込み

Bit Lending(ビットレンディング)の申し込みフォームから、有効なメールアドレスを入力します。

暗号資産賃借取引約款をよく読んだ上で、申込みを行いましょう。

申込後、入力したメールアドレスに詳細な情報を入力する専用フォームが送付されます。

本人確認

詳細な情報を入力する専門フォームでは、生年月日や住所、貸し出したい暗号資産の種類や量を入力します。

必要情報を入力した上で、最後に本人確認書類を画像で提出します。

本人確認書類として提出できる書類は以下の通りです。

  • 運転免許証
  • 個人番号カード
  • 住民基本台帳カード
  • パスポート
  • 在留カード・特別永住者証明書

全てのフォームを入力し、送信が完了すると本人確認の手続きに入ります。

暗号資産を送金

無事、本人確認の手続きが完了したら、暗号資産の送金先アドレスの案内メールが届きます。

申し込み内容を確認の上、指定のアドレスにご自身の暗号資産を送金しましょう。

暗号資産の受領が確認されると契約成立のメールが届きます。

レンディング運用・賃借料の支払い

契約成立の翌日から運用が開始されます。

賃借料は当月末の貸出残高を基準にして、翌月1日に元本を繰り入れる形で支払われます。

賃借料率は各月変更がされる可能性があり、5日前までに通知が来るようなのでチェックを怠らないようにしましょう。

Bit Lending(ビットレンディング)のまとめ

今回は仮想通貨の新サービス「Bit Lending(ビットレンディング)」について解説をしました。

以下、今まで説明してきた内容のまとめです。

  • Bit Lending(ビットレンディング)はソーシャルレンディングの仮想通貨版
  • まだサービスが始まって間もないため、年利が+25%高く設定されている
  • 運営元はまだ創業して間もない会社で、セキュリティ対策に力を入れている様子
  • ステーブルコインの扱いもある

Bit Lending(ビットレンディング)を皮切りに、これからソーシャルレンディングの仮想通貨版サービスはどんどん出てきそうですね。

何度も言いますが、投資は自己責任です。

興味がある人は以下のリンクから登録してみてください!