仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)の口座開設方法

BINANCE(バイナンス)は、日本国内で仮想通貨取引所を運営する上で必要とされる暗号資産交換業登録を完了していない無登録取引所です。

無登録取引所と日本に居住するユーザー間の取引は、法令に適合しているとは言い難い取引です。

本記事を参照して発生した損害等は、本サイト運営者として一切の責任を負いません。

それを踏まえて、BINANCE(バイナンス)で口座開設するべきかご判断下さい。

BINANCE(バイナンス)の概要

海外仮想通貨取引所の一つ

海外取引所バイナンス

BINANCE(バイナンス)は、海外を拠点とする仮想通貨取引所の一つで、仮想通貨の取引量は世界最大級です。

取り扱う通貨も700を超え、仮想通貨取引をしている人にとってBINANCE(バイナンス)はお馴染みの海外取引所なのではないでしょうか。

BINANCE(バイナンス)での口座開設・取引を行うメリットは大きく4つあります。

  1. 取引手数料が安い
  2. 取り扱い通貨数が多い
  3. 口座開設の容易さ
  4. BINANCE(バイナンス)上のサービスの豊富さ

取引手数料が安い

取引手数料の安さはBINANCE(バイナンス)の特徴の一つです。売買手数料は国内取引所のbitFlyer(ビットフライヤー)やCoincheck(コインチェック)と大きな差はありませんが、何より安いのは送付手数料です。

BINANCE(バイナンス)におけるビットコインの送付手数料は0.0000049 BTCですが、bitFlyer(ビットフライヤー)の送付手数料は0.0004 BTC、Coincheck(コインチェック)の送付手数料は0.001 BTCです。

0が多すぎてよくわからないかも知れませんが、1BTC=300万円で換算すると各取引所の手数料は以下になります。

  • BINANCE(バイナンス):15円
  • bitFlyer(ビットフライヤー):1,200円
  • Coincheck(コインチェック):3,000円

このように、BINANCE(バイナンス)は国内取引所に比べて、安い手数料で送金することができるのです。

取り扱い通貨数が多い

取り扱い通貨数が多いこともBINANCE(バイナンス)の特徴の1つです。

冒頭に述べた通り、BINANCE(バイナンス)は700を超える仮想通貨を取り扱っており、国内の主要取引所の取扱い通貨数が20前後なので、その差は歴然です。

但し、国内主要取引所は厳しい審査を経て上場しているのに対し、おそらくBINANCE(バイナンス)の審査基準が甘いため、数多くの通貨が上場できている状況だとも捉えることができます。

BINANCE(バイナンス)で取引を行う際は、そのリスクについても理解した上でおこなうようにしましょう。

口座開設の容易さ

BINANCE(バイナンス)は海外取引所であり、且つ日本国内の暗号資産交換業登録を完了していない無登録取引所でありながら、公式サイトは日本語含め様々な言語に対応しています。

そのため、海外取引所でありながら日本人の我々にとっても口座開設がしやすいサービスとなっています。

加えてBINANCE(バイナンス)の本人確認のスピードは凄まじく早く、口座開設してから30分程度で取引をスタートさせることができます。(混み具合によって変動します。)

またサポートセンターも日本語対応しているため、何かわからないことがあれば、日本語でサポートを受けることができます。

BINANCE(バイナンス)上のサービスの豊富さ

BINANCE(バイナンス)では、仮想通貨の売買取引に加えてBinance Earnというステーキングや定期投資の機能や、バトルというバイナリーオプション取引、仮想通貨に関連する知識を学ぶことができるBinance Academyなどの様々なサービスを展開しています。

BINANCE(バイナンス)の口座開設・本人確認を済ませればほぼ全てのサービスを利用することができるため、売買以外の仮想通貨取引を始めてみたいという方は、まずはBINANCE(バイナンス)口座を作成してみることをおすすめします。

また仮想通貨取引にはDEXやDeFi、ステーキングなど様々な専門用語が扱われるため、初めて仮想通貨取引をする方にとってはハードルが高いと感じる方は少なくありません。

そのような方はBinance Academyで仮想通貨の仕組みや専門用語を学び、仮想通貨取引のメリットやリスクについてきちんと学んでから取引に臨むと良いでしょう。

BINANCE(バイナンス)の口座開設方法

BINANCE(バイナンス)の口座開設は大きく3つのステップに分けられます。

  1. アカウントの作成
  2. 本人確認の完了
  3. 二段階認証の設定

アカウントを作成すればBINANCE(バイナンス)のログインページにアクセスすることができるようになりますが、取引は本人確認が完了しないとできません

また二段階認証の設定をしないとセキュリティリスクが高まるため、BINANCE(バイナンス)で取引を行う場合は必ず二段階認証まで設定をしましょう。

アカウントの作成

まずはアカウントを作成します。

BINANCE(バイナンス)の公式ページからアカウントを作成することができます。BINANCEの詐欺ページも多数存在しているため、自身で検索する場合は必ず「BINANCE 公式」などと検索するようにしましょう。

バイナンスに登録

ソーシャルログインにも対応しており、Apple IDやGoogleアカウントを保有している場合はソーシャルログインを使っても良いかもしれません。

もしソーシャルログインを利用したくない場合は「電話またはメールで登録します」をクリックします。

すると、居住国や個人・エンティティアカウントの選択、メールアドレス・パスワードを入力する画面に遷移していきます。

バイナンスに登録のステップ

基本的には個人アカウントの選択で問題ございません。

入力したメールアドレスに以下のような認証コードが送付されるので、認証コードを入力して電話番号の確認に進みましょう。

認証コードの入力

ご自身の電話番号を入力し、「コードを取得」ボタンを押すとSMSで認証コードが送付されます。

送付された認証コードを入力すれば、アカウント作成は完了です。

本人確認のやり方

先述の通り、BINANCE(バイナンス)で取引をするためには本人確認まで完了する必要があります。

電話番号の認証後、以下のページに案内されます。

本人確認のステップ

今すぐ確認せずとも、BINANCE(バイナンス)にログインすることはできますが、様々な機能を使用するためには本人確認が必要になります。
「今すぐ確認する」をクリックして本人確認に進みましょう。

自身の住所や名前、生年月日を入力する項目に遷移します。

その後、身分証をアップロードする必要があるため、虚偽の情報は入力することはできません。

本人確認のための情報入力

入力が完了したら、本人確認書類の選択画面に遷移します。日本の場合は、「IDカード」「パスポート」「運転免許証」がアップロード可能であるため、いずれかを選択します。

次に本人確認書類のアップロード画面に遷移するので、自身で撮影した本人確認書類をアップロードしましょう。

本人確認書類のアップロード

 

アップロード後、アップロードした書類に問題がなければ早くて10分程度で本人確認が完了します。

本人確認が完了すれば、BINANCE(バイナンス)での取引を開始することができます。

二段階認証の設定

最後に、この状態でも取引は可能ですが、セキュリティリスクに備えるために二段階認証の設定をしておきましょう。

二段階認証はトップページのメニューから「セキュリティ」と進んでいきます。

二段階認証の設定

すると、現在のアカウントにおけるセキュリティ状況が分かるページに遷移します。

BINANCE(バイナンス)で用意されているセキュリティは4つです。

  • セキュリティキー
  • Google認証
  • 電話番号認証
  • メールアドレス認証

推奨としてあるバイナンス/Google認証をこのページから設定しておきましょう。

Google認証の設定

BINANCE(バイナンス)で取引を行う際の注意点

入金方法はクレジットカードがおすすめ

冒頭に説明した通り、BINANCE(バイナンス)は日本国内で仮想通貨取引所を運営する上で必要とされる暗号資産交換業登録を完了していない無登録取引所であるため、日本円での入金はできません。

その上で、BINANCE(バイナンス)口座に入金する方法は2つあります。

  1. クレジットカード入金
  2. 仮想通貨ウォレットからの送金

初めて仮想通貨取引を行う人はクレジットカードでの入金がオススメで、国内取引所の仮想通貨ウォレット経由の送金は手数料が多くかかってしまいます。

BINANCE(バイナンス)のクレジットカード入金の詳しい方法やメリットは、こちらの記事で紹介しています。

無登録取引所であるため、予期せぬことが起こる可能性がある

何度も述べている通り、BINANCE(バイナンス)は日本国内では無登録取引所とされています。

インターネット上で取られている解釈の殆どは「悪いのはBINANCE(バイナンス)なので、ユーザーは取り締まり対象ではない」というものですが、100%そうであるとも限りません。

流石にあり得ないと思いますが、「全ての日本人のBINANCE(バイナンス)口座凍結」という可能性も0%ではないので、BINANCE(バイナンス)上の取引は自己責任です。

加えてBINANCE(バイナンス)に上場している通貨は、有名なビットコインやイーサリアムに加えて、いわゆる「草コイン」と呼ばれるマイナーな通貨の取り扱いもあり、それらは有名な通貨に比べると価格の変動幅が大きいものばかりです。

無登録取引所であるからこそ様々な通貨が上場できているのですが、それ故の危険性もはらんでいるということを十分理解した上で取引にのぞむようにしましょう。

分からないまま取引をしない

BINANCE(バイナンス)はとにかく様々な仮想通貨取引に関連するサービスを展開しています。

Binance EarnやBinance Futures、Binance Convertなど、そのサービス名を見ただけでは何ができるのか、どういう仕組みなのかをパッと理解するのは難しいものばかりです。

これらをきちんと理解しないまま取引をしてしまうと、大損してしまう可能性が非常に高まります。

分からない用語や機能は、先述の通りBinance Academyで学ぶことができるので、きちんと仮想通貨取引の仕組みやBINANCE(バイナンス)上の機能について理解をしてから、取引をするようにしましょう。

また、仮想通貨取引の仕組みを理解できれば、何かしらのトラブルが発生した時にどこに問い合わせをすれば良いのかが分かります。

例えば送金先のウォレットアドレスを間違えてしまった場合、取引所に問い合わせるのか、ウォレット側に問い合わせればよいのか、仕組みを分かっていればどちらに連絡すればよいかは一目瞭然です。

きちんと仮想通貨の仕組みを理解していないと、お金だけでなく、貴重なご自身の時間も無駄にしてしまうことがあるため、初めて仮想通貨取引をする人は、まずはBinance Academyから触ってみるとよいでしょう。

ちなみに送信先のウォレットアドレスを間違えるという行為は、積極的に仮想通貨取引をしている人にとってあり得ない行為です。

BINANCE(バイナンス)の口座開設方法まとめ

かなりBINANCE(バイナンス)での取引リスクを中心に解説をしてきましたが、世界最大の取引所であるということは、それだけ多くのユーザーに支持されているということです。

BINANCE(バイナンス)は多機能だからこそ、仮想通貨取引初心者から上級者まで幅広く利用されている海外取引所です。

きちんとBINANCE(バイナンス)を理解し、使いこなすことができれば、もう他の取引所の口座を持つ必要はないと思えるほど、便利な海外取引所だとも思います。

最後に、BINANCE(バイナンス)の口座開設方法に関するまとめです。

  • BINANCE(バイナンス)は国内の認可を得てない無登録取引所
  • BINANCE(バイナンス)は世界最大の取引所であるため、多くのユーザーに支持されている
  • 本人確認が完了してから取引を開始できる。本人確認は早くて簡単。
  • 様々な機能が用意されているため、Binance Academyで学びながら利用しましょう。